|
カテゴリ:映画・TV・アニメ...ヲタクですか?
昨日の日記は『睡眠』と『体内時計』についてでしたので、今日も『睡眠』ネタでいって見ようかと思っていたのですが、先ほど観ていたTV番組があまりに面白かったので、変更しちゃいます。 その番組とは...日本TVの『真相報道 バンキシャ!』です。 kaleidoscope様の4月11日の日記“なぜにそこまで嫌がらせをするのか”にも書かれていた、騒音による傷害容疑で逮捕された河原美代子容疑者の奇行を紹介していたのですが... ゲストコメンテーターの塩ジイがトンでもないことをヘ~ゼンと言いました。 ありゃ、顔見てもわかるけど キチ○イやで! どわっはっはっはっはっはっ!!! コメンテーターが上品になってきて、近頃トンと聞かれなくなった、懐かしささえ感じられるこの放送禁止用語、久しぶりにTVから流れるのを聞きました。 いやぁ、福澤アナの慌てようったら... 塩ジイがその“★※♂@”を連呼するもんだから、福澤アナ、「いや、その表現は! いや、その表現は! いや、その・・・」って繰り返してましたw。 福澤さんには悪いけど、面白かったです。 まぁ、塩ジイもお歳ですしね、ちょっぴりボケが入っていても仕方ないんじゃないかなぁ... で、これ観てて、ふと思い出したことが... 「老人ボケ系」というんじゃなくて「思想系」というだけでも結構アブナイ人たちがいるんですよね。 大昔('76年頃かな)、世間が田中角栄元首相の「ロッキード事件」でピーナッツの数を数えて騒いでた頃のお話です。 お昼(か、朝)のワイドショー番組が「田中角栄擁護派」と「批判派」を3人ずつ(くらいだったかな?)スタジオに呼んで生討論させているのを見ました。 「批判派」がどんな面々だったかは忘れましたが、「擁護派」は婿養子の田中直樹氏(だったと思うけどあまり自信がないです。角栄氏の秘書か、秘書あがりの代議士だったことだけは確かなように思います。なにせ私まだ小学生だったもので記憶がね)ともう一人自民党議員、後、政治評論家という肩書の初老のオジサンでした。 で、問題はこのオジサン。 見かけは大昔の歌手の東海林太郎そっくりで(← 古いってw!)、逆立った髪に、上瞼が閉じたような目に丸眼鏡をかけた人物だったのですが...タモリが昔やってた「中州産業大学森田教授」みたいな感じw。 で、このオジサン、討論が白熱するに従い、段々閉じたような目が据わっていって、批判派のオバサンの「政治家が賄賂もらって許されると思っているのですか!?」という意見に、「国政のためだったら許されるんだ!」って怒鳴ったんですね。 その言葉に怒りまくったそのオバサンが「現職の総理大臣の犯罪ですよ!」って切り返したら、このオジサン、口から泡を飛ばしながら、凄い台詞を言い放ったんです。 犯罪になどならん! 一国の総理大臣ともなればな、 国政のためだったら、 例え人殺しをしたって 許されるんだっ!!! 批判派、擁護派、司会者、アシスタント、スタッフ、スタジオ見学のオバサンたち...スタジオ中が、いやおそらく日本中でこの番組を見ていた人すべてがシ~ンとなっちゃいました。私も小学生ながら「そこまで言う?」って感じで、TVの前で固まってましたからw。 で、しばしのフリーズが解けた後、批判派のオバサンのヒステリック金切りヴォイスが響き渡るわ、擁護派の議員も鼻白んで「我々をこの人と一緒にしないでくれ」と言い出すわ、司会者は場を収められずオロオロするわ、当のマキャベリックオジサンは大声で過激発言を継続発信中だわで、スタジオ大パニック。 すぐさまCMが入りました。 オジサン、本当にそう思って吐いた台詞だったんでしょうけど、結局は「ホメ殺し」になっちゃったようです。 そしてCM明け、TVに映し出される虚脱感漂うスタジオのコメンテーター席から、そのオジサンの姿だけが消えていました。 いやぁ~、凄いもん見せてもらっちゃいました。 大物政治家の殺人教唆の正当性...フィクションでは(現実にも、かな?)聞き慣れた話ではあっても、現実の話としてそれを口に出して、しかも電波に乗せて、日本中に言い切っちゃったんですから。 はっきり言って、擁護派には「自爆テロ」、批判派には「クロスカウンター」でした。 あれ見ちゃうと、TVタックルの「韮沢vs大槻の超常現象対決」なんて単なる子供騙しにしか見えなくなっちゃいますよ。 わはははは。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[映画・TV・アニメ...ヲタクですか?] カテゴリの最新記事
|