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2005/07/17
カテゴリ：バイク．．．暴走族ですか？
この日記によく書くように、実際のところ、バイクに載っていると色々な出来事に出くわします。 走っていてパンクしたり．．． 見知らぬライダーと知り合ったり．．． バイクを盗まれたり．．． これも私がバイクの免許を取って間なしの頃の不幸な出来事．．． 10年ほど前、私は思い立って、OBP（大阪ビジネスパーク）の近くのアパートの2階で一人暮らしをしていました。 で、ある土曜日の朝、表に出ると、お～まいがぁ～！ 私のえあろ丸（CBR-400 Aero）が無残な姿を晒しています。 ヒューズやIC、バッテリー、カウルの一部、サドルなどがごっそり盗まれてしまったのです。 あがぁ～っと下アゴを伸ばしたまま、たっぷり30分はそこに立ち尽くしていたでしょうか、やがて正気に返った私は内環沿いのバイク屋に行って事情を話し、翌日に引き取りに来てもらうことにしました。 バイク屋の親父は「う～ん、このモデルはもう生産してへんしなぁ。パーツ残っとるやろか？」と、嫌なことを言います。 修理にどれくらいかかるだろう？ 5万？ 6万？ 家賃が8万もするアパートなので、臨時の出費はイタいなぁ、とブルーが入ります。 しかも限定解除に向けて、光明池で飛び込み試験を受けようとしていた矢先のこと。 首尾よく大型2輪が取れたら、ZZR-1100を新車で買うつもりでいたので余計にイタい。 で、その日の夜、遅くまで本を読んでいた私は、何か物音を聞いた気がしました。 時間は3:00AM。 アパートの前はOBPに続く4車線の大きな道路なんですが、幹線道路ではないのでこの時間になるとほとんど車は通らず、非常に静かなのです。 も、もしや！？ そう思って窓を開けて見下ろすと、街燈の下の無残なえあろ丸の周りに工具を手にした3人の男が。 よく見ると、そいつらの足元には大きな工具箱が、さらにその3メートルほど向うにはハッチバックを開けたファミリアが．．． こいつら、2晩立て続けに同じバイク狙ってやがる！ なめとんのかっ！ 頭の中はどっかぁ～～んと来ているのだが、身体の方は驚きのあまり、声すら発してくれません。 ですが、驚いたのは向うも同じ、その場に立ちすくんだようでした。 あのときの驚き様、もしかすると前夜の犯人はこいつらとは違う輩だったのかもしれないのですが、そのときはこちらも頭に血がのぼっていました。 双方、目が合ったまま硬直していましたが、やがて私が「ワ、ワレ、何さらしとんじゃい、コラァ！」と上品な一声を発したのをきっかけに、そいつらもフリーズが解けたらしく、ファミリアに向かって逃げ始めたのです。 私が今から降りていって追いかけても、間に合わない！ と思ったら、お馬鹿な一人が、置き去りにした工具箱を取りに戻ってきました。 この一瞬の内に、私の頭は大混乱でした。 どうしよう？追いかけるか？ 間に合わん！ ここから攻撃．．．攻撃．．． そう、この「攻撃」という言葉が頭に浮かんだのが曲者だったのです．．． 長くなったので、この続きは今日（18日分）の日記で、ということで．．． To Be Continued お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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