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カテゴリ:映画・TV・アニメ...ヲタクですか?
先日、ローカルの深夜放送『ビーバップ!ハイヒール』で『爆笑あなたのサル度判定(みたいな名の企画)』ってのをやってました。 たしかこの本の著者である先生がゲストではなかったかと思うのですが...詳細は忘れました(← 既にサルw)。 で、そのチェック内容なのですが... □意味のないメールのやり取りをよくする □ネットで買い物をする □漢字を書こうとして思い出せない □(もうひとつあったけど忘れました)(← サルw) 内、2つ以上にチェックが入ると『サル』ってことらしいんですが... 私の場合、 ■ネットで買い物をする ■漢字を書こうとして思い出せない にチェックが入ったので『サル』ですw。 先生曰く、 「最近の人間はものごとを深く考えずに、主に感覚的に行動して理性に欠ける」 ということらしいです。 例えば... アナタのミスが原因で、同僚Aが叱責を受けている。 上司も得意先もその同僚Aのミスだと思っている。 そしてその同僚Aまでもが自分のミスだと思っている。 アナタだけが自分のミスだと知っているが、黙っていれば絶対ばれない。 さぁ、アナタはこのあと、どんな行動を取るか? ◇知らぬフリを決め込むw ◇Aをかばっているのがバレバレに見えるように「それは自分のせいだ」といって、己が株を上げる(← さいてーw) ◇すぐにAと一緒に得意先に行って謝る 色々なパターンが考えられそうですが、一番ダメなのが、 ◇正直者ぶって自ら告白する なんだそうです。 自ら不利益を被る行為というのは『サル脳』なんだそうな... つまり『正しい人間脳のあり方』を太宰の名作「走れメロス」で表現すると... 悪行の限りを尽くして処刑されることになったメロスは、自分の一番嫌いな友人セリヌンティウスを王に差し出ました。 メロス:「妹の結婚式に出席したら必ず帰ります。その三日間、この親友のセリヌンティウスが人質となります」 セリ:「え、オレお前の友達じゃ・・・あいて!」(メロス、セリの足を踏む) 王:「あいわかった! お前が三日で戻らぬときはこのセリヌンティウスを処刑すこととする!」 セリ:「えぇ~~~! そんなのやだよ! オレ・・・(ごきっ!)」(王、セリの頭を殴って気絶させる) メロスは走りました。 妹の結婚式に出席するためではなく、逃げるために... もちろん、逃亡資金にセリヌンティウスのヘソクリをちょろまかしてくることも忘れていませんw。 そのころ、処刑場では... 王:「メロスは帰ってこぬのう。こりゃ逃げたな」 セリ:「そんなはずはありません! あいつはきっと帰ってきます! きっと...きっと帰ってくるって...誰か言ってぇ~~~!!!」 ほどなく、司直の手にかかったメロスが引っ立てられてきました。 メロス:「いやぁ、そこまで帰ってきてたんだけどさぁ、そこの梅田の交差点でおばあちゃんが道に迷っててさ、かわいそうだから道案内してあげようとしたら、行き先、石垣島って言うんて送っていってあげてさぁ... で、で、石垣の海岸で子供にいじめられてるカメを助けたのね。そしたらそのカメお礼したいからってんで海の中にあるお城に連れて行かれてさぁ...引き止められちゃってさぁ...遅くなっちゃった...テヘッ♪」 セリ:「・・・」 メロス:「・・・」 (セリヌンティウス、気を取り直して) セリ:「いやぁ、昔から嘘つきのサイテー野郎だったお前が帰ってこないんじゃないかなんて、ピリッとも思わなかったよw」 メロス:「いや、オレだって昔からドアホだったお前をほっぽって、ついでにお前の全財産くすねてトンズラしようだなんて、毛ほども思わなかったさ!」 メロス&セリ:「あっはっはっはっはっは!」 (王様の反応をちらちらとうかがうふたり) するとふたりの元に優しげな微笑を浮かべた王様がやってきました。 (してやったりとほくそえむメロス&セリ) 王:「ふたりの厚い友情には、深く心を打たれた。感動した! どうかその友情の輪に私も加えてもらえんだろうか? ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ なぁ~~~んて言うはずないだろ、ぶわぁ~~~かw! ふたりとも死刑じゃ!!!」 これがあるべき『人間脳』? どっちかっていうと...『人間失格』じゃあ? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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