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カテゴリ:科学・宇宙...林檎落しますか?
私、ガンダムの影響か、天文学、ってか太陽系やロケットについてのお話が好きなんですが... 先週こんなニュースがありました。 太陽系12惑星 新定義「自己重力で球形」提案 候補さらに12個 要は今まで太陽系の惑星は、太陽に近いほうから 水星 金星 地球 火星 木星 土星 天王星 海王星 冥王星 の九つとされてきたのが(海王星と冥王星は軌道が交差するので順番が入れ替わることがあります)、国際天文学連合によって 水星 金星 地球 火星 セレス 木星 土星 天王星 海王星 冥王星 カロン 2003UB313 の12個になる可能性が出てきたというものなんですが... これまで「水金地火木土天海冥(すいきんちかもくどってんかいめい)」って覚えていたのに、これからは「水金地火セ木土天海冥カUB(すいきんちかせもくどってんかいめいかうび)」ってなるんですかねw? まったく語呂とリズムの悪い覚え方やなぁと思っていたら、今日 太陽系惑星 冥王星除外…9→8に 天文学連合定義案修正 というニュースが... しかし、この騒動にはどうやら裏があるみたいですね。 太陽系や冥王星については、天文好きってだけで大した知識のない私の説明などより、このThe Nine Planets(日本語版)のこのページあたりで見てもらうこととして、問題はこの冥王星とカロンと2003UB313の発見にありそうですね。 実はこの3つの天体、すべてアメリカ人が発見者なのです。 しかも、冥王星については、今回の騒動よりもはるか以前から「惑星であるか否か?」が論議の的になっていました。 わかりますよね? 冥王星が惑星からはずされると、アメリカ人が発見者の惑星がなくなってしまう!!! なんでも一番の好きなアメリカにとって、これはプライドが許さない! ってわけで、今まで冥王星の衛星であるとされてきたカロンが、実は冥王星とお互い引き合いながら運動している「ニ連惑星(もしかすると二重惑星か?)」であるという結論をぶち上げ、加えて惑星の定義の規制...じゃなく条件緩和で、冥王星の地位を死守するとともに、カロンと2003UB313を惑星に仕立てる。 結果、「アメリカ人の発見した惑星は3つ!!!」ってしたかったんでしょう。 イタリア人が発見者のセレスも惑星に、ってのはその条件緩和の余波ってかオマケなんでしょうねw ところがどっこい(← だから何度も言うけど、表現が古いって..._| ̄|Oil|li) アメリカ嫌いのヨーロッパ人がその条件では惑星が際限なく増えるってタテマエで、アメリカの野望を打ち砕いたわけです。 なんだかなぁ... ってか言いたい! 国のメンツなんてしょうもないことで 宇宙のロマン あぁ、えぇ響きや...(///´▽`///) をもてあそぶな!!! ってか どっちやねん!? これやったら文字通りの 惑ぅ星やないかい!!! ∠(`Д´;)/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/08/24 01:09:38 AM
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