Alice Boy's Pictures

今日は、歯科を受診した後に出勤しました。
通勤には、電車とバスを使っています。
電車の駅を降りてバスターミナルに行って、いつものバス乗り場へ行くと、ベンチに自閉症の青年が座っていました。
以前に、たくさんの知的障害者達とお母さん達といっしょにバスに乗りました。
私が降りるバス停よりも先に作業所があるようです。


彼は、どうしてこんな時刻にここにいるのだろう。。。。




バスはいろいろなコースがあります。
私が乗るバスに彼は乗らないのかもしれないので、「キミ、バスに乗らないの？作業所に行くんでしょ？」と声をかけてはいけないのです。

それに、彼は「まちがいなく自閉症です。」。。という強烈な自閉症オーラを放っている彼ですから、知らないオバサンに声をかけられたら混乱するかもしれません。
彼が、彼の方からオバサンに声をかけてくれるほどの積極奇異タイプの自閉症であれば良いですが。。。。。

オバサンでなくて、きれいなオネーサンだったら、彼の方から声をかけてくれるかもしれませんね。(~_~;)



作業所は、8：30や9：00や10：00に始業だと思います。
彼が作業所に到着していないことを、職員さんは保護者に連絡したのでしょうか。

お家に作業所から連絡があっても、保護者が仕事に行っていたりしたら、保護者はわが子を探しにいくことができないのでしょう。


もしかしたら、今日は、彼はお休みの日かもしれないし。。。
毎日、登所するとは限らないし。


もしかしたら、彼は作業所の作業が気乗りしなくて、登所を躊躇しているのかもしれないし。
躊躇して、躊躇して、それでも遅れて作業所にたどり着くのかもしれないし。。。
それが、彼の段取なのかもしれないし。
それをオバサンが途中でジャマしてはいけないだろうし。




彼のことが、気になって、気になって仕方がなかったのですが、なにもしないまま、私はバスに乗りました。
彼は何時まであのベンチに座っていたのだろうか。
もちろん、私が仕事を終えてバスに乗って、電車の駅のバスターミナルに戻ってきたときに、彼はいませんでした。

彼は、作業所に行ったのかな。
それとも自宅に帰ったのかな。


知的障害のある自閉症でも、イヤ、知的障害のある自閉症こそ、


週日の○時～○時までは、職場。
週に一日は、趣味の習い事。
週に一日は、運動。


のように、「基本の予定」を決めておいてやると、安心すると思うのです。



でも、今朝の彼は、彼なりに「基本の予定」の範囲の内に居たのかもしれないし。


オバサンは、私は、頭が硬いのでしょう。
どうしても、「彼の安否確認ができない時間は、何時間くらいあるのだろう。。。((+_+))
本当に、「想定内」のことなの？
ただ、放置しているわけではないの？
放置しておいていいの？


オバサンは、頭の中でグルグル、グルグルと考えを巡らすだけで、それは全くなんの意味もないのですよね。