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2005年07月06日
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カテゴリ:カテゴリ未分類

はっきり言ってものすごーく古い上に、有名だ。

毎日何気なく使っているカンファレンスルームに冠されている名前が、「え? あの、赤いぶ厚い教科書の、あの人ですか?」なんてことは日常茶飯事。


ある日の夕方。
UROの教授っぽい人が、外病院のフィルムをもってぶらり、とabdへ。

「これ、ちょっと意見を聞かせて?」
 
 つっても、この時間じゃあ居残り当番のレジデント(でも4年生だからそれなりに使える学年)と、仕事が終わらなかった外人フェロー(普通のせんせ)のぐらいしか居ません。
 それでも、教授はちゃんとコンサルトをしてくれます。

「この人ねぇ、CTの前に、いきなりアンギオされちゃったんだよねぇ」

「は?」
 (日本ではRCCへのアンギオは結構メジャー。彼の言いっぷりだとアメリカでは廃れてきているらしい。しかし、CTよりも前にアンギオっていうのは、やっぱりちょっと変わっているかも。)

「ねえ。このRCCの鑑別のためのアンギオを始めてやった施設って、何処だか知ってる?」

「存じ上げません」

「ここ。なんだよー。まだ僕がレジデントの頃だった… あの時の放射線科の教授がこの手技を確立させたんだよ」

 ここから先は、若干年配の方特有の、年号を交えた比較的長い話が始まります。
 
 が。



 ちょっと感動しちゃった。
 不覚。






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最終更新日  2005年07月15日 09時29分11秒
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