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2007年10月の記事

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呪われたあの復讐の日

どうして音楽を流用するんでしょうか？"×モフィロ・△ィダーニ作品ならまだしも、普通の作品で流用するというのは非常に残念です。"Quel maledetto giorno della resa dei conti" (呪われたあの復讐の日)、この作品は「モーメント・トゥ・キル」の"Walk by my side"(歌：ラオール)が流用されています。やっぱり、荒野や砂漠をバックに馬を進めるシーンの方がマッチしていますね。さて、作品の方ですが、ジョージ・イーストマンがロングヘアでかっこいいスーツを着て、復讐に燃える医者を演じます。悪役の方が癖が強すぎて、ジョージの煮えたぎる復讐心というのが薄れてしまっているのが残念です。さらに、タイ・ハーディンがあっさり死んでしまうのが、非常に意外で、配役的にもったいない気がしました。でも案外こういう作品も多いのも事実で、そういった作品を見る度に「撮影スケジュールの都合がつかなくて、あっさり死んでしまう役柄になってしまったのかなぁ？」とうがった見方をついついしてしまいます。私だけかもしれませんが、どうもガローネ作品は脇道的ストーリーが多くて、話についていけないことが多いような気がします。いろいろ批判的な内容を書いてしまいましたが、マカロニ的には充分合格点の作品です。 http://alleluja.web.fc2.com/maledetto.htm

2007.10.26

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エル・ディアブロを迎え撃つ30挺のウィンチェスター

キャトルドライブとかがあるせいか、何かアメリカン・ウエスタンのにおいが感じられる、"30 Winchester per el diablo" (エル・ディアブロを迎え撃つ30挺のウィンチェスター)。作品的には平均点といったところでしょうか？役柄のせいか、「殺し屋がやってきた」とは大きくイメージの違うカール・メーナー。ちょっと迫力に欠ける感じもしました。エル・ディアブロ演じる、ホセ・トーレスもオールバックにしていたので、別人かと思いました。挙句に情けない死に方で、悪役としては、これまた迫力なし。一方、真の悪役　フランシスコを演じるイヴァノ・スタッチオリ(ジョン・ヘストン)はねちっこそうで、いい味出していました。しかし、どうして正義感あふれる保安官の息子で、上品なパメラの兄であるフランシスコがあんな風に悪の道に進んでしまったのか、ちょっと設定に首をかしげます。やはり、エル・ディアブロとフランシスコを手玉に取った、魅惑の悪女　ロザリオに狂わされたのでしょう。 http://alleluja.web.fc2.com/diablo.htm

2007.10.15

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「荒野の賭博師」(エースの上の5000ドル)

私の中のマカロニの火が再度燃え始めたときに最初に買ったCDがCAMのWANTEDでした。一時期は繰り返し、繰り返し、車で聞いていました。今でも宝物なのですが、その2曲目に入っていたのが、"5,000 dollari sull'asso" (エースの上の5000ドル) でした。歌は入っていなかったのですが、何となくアメリカ・ウエスタンを感じさせる音楽はとってもお気に入りでした。今回初めてスペイン盤DVDが出て、ようやく見ることができました。画質は非常にいいです。作品的にも、初期の作品ながら、マカロニらしさが随所に散りばめられ、面白かったです。サンチョもなかなかいい味出しています。劇場公開は難しいとしても、TV放映されてもよかった作品だと思います。冒頭出てきた少し猿顔な若い男を良く見ると、めちゃくちゃ若いロバート･ウッズでした。わずか2～3年後に撮影された「復讐の用心棒」のイメージとは遥かに程遠い印象を受けました。http://alleluja.web.fc2.com/asso.htm

2007.10.04

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