お前はツイてない、サクラメントに出会ってしまった。
今回は"Sei jellato amico, hai incontrato Sacramento" (お前はツイてない、サクラメントに出会ってしまった。)を紹介します。ワッ、ワッ、ワァーという男性の渋いコーラスと“泣き”のハーモニカがとてもいい主題曲を始め、全編すばらしい音楽が満載です。作品的にもまぁまぁ良くできていると思うのですが、正直、私はどうもタイ・ハーディンは苦手です。1930年生まれということなので当時40歳ぐらいのはずなのですが、白髪のせいかやけに年をとっているように見えるし...、そのぐらいにしておきましょう。さて、私がとても気になった女優 ジェニー・アトキンスについて、ちょっと調べてみたのですが、"Il Giorno del giudizio"(復讐の鼓手)でもタイ・ハーディンと共演していますし、さらには日本でも「海の冒険者」というタイトルで放映されたらしい"Riptide"というTVシリーズでも共演しています。実は1971年に二人は結婚していたそうです。それを知って余計にタイ・ハーディンが...まさに、“ブロンソン、ジル・アイアランド”のように夫婦共演をしていたのです。(夫婦なのに親子役ですが...)しかし、たった2~3年で離婚しているようです。 エンディングに関してですが、イタリアの映画データベース曰く、3組(サクラメントとロージー、マギーとハイク、ジムとイヴリン)の結婚式のハッピーエンドらしいのですが、このドイツ版DVDのエンディングは「風来坊」のように、ジムがサクラメントの乗る馬 リンゴ(これが賢い馬なんです。)に引かれて帰っていくシーンで終わってしまいます。 ノーカット版ではその辺があるんでしょうか?http://alleluja.web.fc2.com/sacramento.htm Garringoさんへのサービスカット。