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2008年01月の記事

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ガラガラ蛇の夜

今回は私のお気に入りの作品「復讐無頼・狼たちの荒野」のジュリオ・ペトローニ監督作品"La Notte dei serpenti" (ガラガラ蛇の夜)を紹介します。ジュリオ・ペトローニ監督は、意外と監督作品が少ないようで、「新・夕陽のガンマン／復讐の旅」等、正統派マカロニも撮る一方、"La Vita, a volte, è molto dura, vero Provvidenza?" (プロヴィデンツァ)みたいなドタバタものを撮っていて、不思議な監督です。(コルブッチも後半はコメディばかりでしたね。)この作品、かなり以前から気になっていた作品なのですが、DVDがいっこうに発売されておらず、今回の南アフリカ盤でようやく見ることができました。残された遺産のために命を狙われるマニュエル少年を演じるのは、「復讐無頼・狼たちの荒野」でテペパの遺志を継ごうとする少年　パキートを演じていたルチアーノ・カーサモニカです。『少年が、残された遺産のために命を狙われる』さらには、『殺しを依頼された殺し屋が少年を助けるために立ち上がる』という設定は、「新・復讐の用心棒」"Sella d'argento"が思い起こされました。これまで、DRGのVol.1に収録されていたメインタイトル(確かに「殺して祈れ」系ですね。)しか聞いたことが無かったのですが、リズ･オルトラーニの音楽も全編にわたっていい味を出しています。主演のルーク・アスキューの名前を見ると、反射的に「ミネソタ大強盗団」を思い出してしまいます。ストーリーは忘れてしまったのですが、デーブ・グルーシンの音楽がカッコよかった。他のマカロニ常連の中で金髪のルーク・アスキューはちょっと浮いている感じがしたのは私だけでしょうか？ http://alleluja.web.fc2.com/serpenti.htm

2008.01.30

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【番外編】　フランスビデオ

フランスでは、ビデオのことを「K7」という。Kはフランス語では「カ」、7は「セット」と発音します。嘘のような話だが、作り話ではなく本当のことです。ジャケットがかっこいいので、お気に入りの作品　"Le Due facce del dollaro" (ドルの両面)未見の作品　　　　　「墓標には墓標を」を知り合いのフランス人に頼んで入手してもらった。　　　　　　　　　　(ドルの両面) 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「墓標には墓標を」画質は今ひとつであったが、ジャケットだけでも宝物になった。

2008.01.24

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情無用のならず者

今回も公開作品であり、主演のクレイグ・ヒル、ジョージ･マーティンがめちゃめちゃカッコいい、「情無用のならず者」を紹介します。作品ならびに音楽についてはGarringoさんのブログで語りつくされた感じですので、少し違った切り口で紹介します。まずは役名についてですが、ジョージ･マーティンのカッセルは確定的なのですが、クレイグ・ヒルの役はビルが大半ですが、スティーヴ説もあるようです。gooの方もアルド･サンブレルの役はダニーと書いていますが、このスペインDVD他ではサンディーの名前になっています。次に冒頭に皆殺しにされるクック一家(未亡人と二人の娘)を演じている女優さんたちについてですが、いろいろ活躍しているようです。母親役のマルガリータ・ロサーノは「サン★ロレンツォの夜」等、80年代の作品で活躍しているようです。長女アンを演じるマリア・モンテスは一目で気に入ってしましました。その後、バート･ランカスターの「追撃のバラード」にも出演しているようです。次女　エリザベスを演じるエレオノラ・ブラウンは、「ふたりの女」でソフィア・ローレンの娘ロゼッタを演じています。http://alleluja.web.fc2.com/15.htm

2008.01.17

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地獄の一匹狼

新年１発目に紹介するのに相応しいかどうか、疑問が残りますが、「地獄の一匹狼」を紹介します。ドン・ポウエルが歌う、カルロ･サビーナの"Go West Young Man"は効果音も散りばめられ、軽快でゴキゲンな主題曲です。ストーリー的にはありきたりかもしれませんが、マカロニらしい展開でそれなりに楽しめますし、随所に織り込まれたカメラワークはなかなかいいです。しかし、やはりスティーヴ・リーヴス主演というのが．．．私はどうも「600万ドルの男」のリー・メジャースと混同してしまうんですよね。陰のある役者を使い、ラストは銃での対決とし、もう少し細やかな演出になっていたら、かなり引き締まった良い作品になっていたのではないかと残念に思います。http://alleluja.web.fc2.com/vivo.htm

2008.01.07

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2007年総決算

恒例「いく年来る年」が年を過ぎてしまいました。昨年は何といってもダントツはイタリアでした。そのイタリアのおかげで大漁の年になりました。Hobby & WorkとEdicola Fabbriが膨大なリリースをして、本国がようやくトップをgetました。第二位はブラジルです。昨年同様、海○版ではないかというリリースが大量でした。第三位のスペインも非常に健闘しました。Quality的にはなかなかgoodでした。今年もかなりのリリースが期待されます。ドイツは頑張ったのですが、残念ながら第四位。第三位以下で特筆すべきは、ここ2～3年、六位、七位に甘んじている南アフリカ。個人的なリリースばかりですが、スマッシュ・ヒットが何本かありました。スペインからもかなり期待されるのですが、今年も本国イタリアがかなり熱いようです。

2008.01.02

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