2010年07月の記事一覧 | Welcome to Alleluja's Blog

マカロニ・ウエスタン銃器「熱中」講座

楽天でpointを集めている関係上、楽天ブックスで購入したかったのですが、商品リストにも載っておらず、問い合わせをしてみても、『お客様がお探しいただいている商品は、楽天ブックスにて取り扱いのない商品でございました。お問い合わせいただいたにもかかわらず、ご希望にそえぬご案内となり、誠に申し訳ございません。』とのつれない返答でした。あきらめて、"熱帯雨林"で予約注文をしていたのですが、しつこく検索をかけていたら、楽天ブックスの方でもいつの間にか扱っていました。あわてて、"熱帯雨林"をキャンセルし、楽天ブックスの方で注文をかけました。"熱帯雨林"さん、スイマセン。Garringoさんのブログでは既に紹介されていますが、到着がとても楽しみです。マカロニ・ウエスタン銃器「熱中」講座価格：1,890円（税込、送料別）

ウンカス、最後のモヒカン族

気になるDVDを見つけたのですが、一応マカロニに分類される"Uncas, el fin de una raza" (ウンカス、最後のモヒカン族)なのか、ドイツのTVシリーズ"Die Lederstrumpferzählungen" (『革脚絆物語』 "Leather-Stocking Tales")なのかはっきりせず、amazon.de等に問い合わせても、「webサイトに表示している以外の情報はない」とのつれない回答でした。さらに下の画像にあるように、ジャケットデザインが顔だけが挿げ替えられた2つのバージョンが出ており、悩んだ挙句、新しく発売された右側を試しに購入してみました。(価格はとっても安いので、悩むほどのことでもないのですが．．．) 届いて早々、裏面を確認したのですが、amazon.de等が言っている話が理解できました。あらすじが書かれている以外、スタッフ・キャストについて全く記載がされていません。それでか、新しいデザインでは無理やり、モヒカン族の酋長チンガチェックを演じるホセ・マルコの画像に差し替えたのではないでしょうか？さて、作品の方ですが、アンソニー･ステファンが出演している「夕陽のモヒカン族」の続編ということのようで、前作に引き続きスペインの俳優　ダニエル・マルティン(「カーバー＆パコ～トゥー・マッチ・ゴールド」「行け、野郎、撃て！」、「白い牙」)がウンカスを演じています。ただ、続編といっても話のつながりはなく、同じ題材を別々の監督がそれぞれの解釈・脚色で製作した姉妹作品というか、直後に製作されたリメイクものといった感じでしょうか？音楽は、ブルーノ・カンフォーラだけがクレジットされていますが、imdb等によるとラヴァニーノも携わっているようです。出演者は左の画像で、ダニエル・マルティン(ウンカス)、ルイス・インデュニ(ホークアイ)、バーバラ・ロイ(アリス・マンロー)、ジャック・テイラー(ダンカン・ヘイワード)、ホセ・マルコ(チンガチェック)。右の画像の真ん中はホセ・マニュエル・マルティン(カニング・フォックス)。本作品の方は原作にかなり忠実に描かれているようで、 1757年、イギリスとフランスがアメリカで戦ったフレンチ・インディアン戦争を舞台にしています。したがって、下の画像にあるような当時の軍服の兵士が出て来て、ちょっと違和感を感じます。(「夕陽のモヒカン族」の方が逆に大胆に脚色をしていて、南北戦争を舞台にしているので、馴染みのある北軍の軍服を着た兵士が出てきます。) ちなみに左がイギリス軍のダンカン・ヘイワード少佐演じる　ジャック・テイラー、右の画像はフランス軍。原作通りとは言え、訪れる悲劇は非常に唐突な感じで描かれていましたが、定石とは言え、映像で見せるというのはスペイン人監督(マテオ・カーノ)ならでは、といったところでしょうか？

そして、神はカインに語った

少し以前に購入した"E Dio disse a Caino" (そして、神はカインに語った)のフランス版と5年前に発売されたドイツ版を比較してみました。左がフランス版、右がドイツ版いずれも上がフランス版、下がドイツ版。サイドがトリミングされてしまっていますが、画質はドイツ版の方が気持ちクリアな気がします。しかし、残念ながらフランス版も縦に若干トリミングされてしまっています。ストーリーとしては非常にシンプルで、自分を無実の罪で牢獄に入れた相手に復讐をするといったものですが、主人公ゲーリー・ハミルトンが町に復讐に戻ってくるやいなや、延々と続く銃撃戦は見ごたえがあります。そのためか、この作品をマカロニ・ベスト20に入れている人もいるようです。音楽はカルロ・サヴィーナ、とうていマカロニの歌とは思えない主題歌をドン・ポウエルが歌っています。