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2011年08月の記事

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Code Red　「地獄の一匹狼」「カットスロート・ナイン」

アメリカのCODE RED DVDという会社から、マニアックなマカロニがリリースされています。今年の1月に左下のジャケットの「地獄の一匹狼」"Vivo per la tua morte"が出ていたのですが、正直少し前にWild Eastから発売されているものと同じ素材だと思って、見送っていました。しかし、つい先日同じ会社から「カットスロート・ナイン」"Condenados a vivir"(右下)が出たのですが、その件をしらべていく中で、どうやら「地獄の一匹狼」もオリジナルサイズに近いワイドだということを知りました。早速スペイン版と比較してみると、確かにCODE RED版の方がワイドですが、上下と左側がトリミングされています。色合いはCODE RED版の方がいいのですが、画質のクリアさはスペイン版に軍配が上がります。上がCODE RED版、下がスペイン版。「カットスロート・ナイン」の方はかなり以前にEurovistaというところからDVDが出ていたのですが、格段に色合い、画質も良くなっています。上がEurovista版、下がCODE RED版。いずれも正規にライセンスを受けてリリースしているようですが、贅沢を言うと、これらの作品よりも先に出すべき作品はいっぱいあるとは思うのですが．．．「出してくれるだけありがたいと思え」と罰が当たりそうですが．．．そう言えば、「カットスロート・ナイン」はハーヴェイ・カイテル主演でリメイクの噂があったようですが、立ち消えになった模様？

2011.08.22

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【番外編】カウボーイ＆エイリアン　続報

ここ数日、だいぶ涼しくなり、秋を感じさせるぐらいの気候ですね。今日で私の夏休みも最終日となってしまいました。開始前には「今年こそ、マカロニ三昧をするぞ」と意気込んでいたのですが、帰省したり、娘とプールに行ったりと、なかなか時間が取れなかったのが、とても悔やまれます。とか言いながら、TSUTAYAの発掘良品の「ワイルド･ギース」や「死の追跡」(リチャード・ハリス)は見てたりするのですが．．．さて、以前お知らせした「カウボーイ＆エイリアン」ですが、アメリカでは、先月7/29に公開になったようです。日本では、10/22(土)から公開だそうです。予告編も更新されていて、とても面白そうです。(待ち遠しい!!)『カウボーイ＆エイリアン』予告編 from niftymovie on Vimeo. ※訂正記事前回紹介した、"Yah?i Bat?"(素晴らしき西部)についてですが、しろがんまんさんよりトルコで正規版DVDが発売されていることをお知らせいただきました。なかなか、トルコの文字のハードルは高いのですが、入手可能のようです。

2011.08.21

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【番外編】トルコ製ウエスタン　素晴らしき西部

前回と打って変わって、トルコ製コメディーウエスタンながら非常に面白い作品を紹介します。タイトルは"Yah?i Bat?"(素晴らしき西部)です。（右のポスターの女ガンマン　デメット・エヴガル、かっこいいですね。）このトルコ語タイトルをGoogle翻訳を使って変換すると、何故か、「シャーロック・ホームズ」になってしまうのですが、どういうことなのでしょう？予告編はこちら↓ ストーリーは、「レッド・サン」のリメイク的で、オスマントルコ皇帝からアメリカ大統領への贈り物の宝石を届けるミッションを受けたアジズとレミは、駅馬車強盗に遭い、宝石を奪われてしまう。まさに裸一貫となった二人はあの手この手(「プロヴィデンツァ」みたいな方法がメイン)で金を稼ぎながら、途中仲間に加わった女ガンマン　スーザンの助けを借りて、宝石を取り戻すといったものです。構成的には、現代のトルコのベイコズという町で男たちが話していて、回想シーン的に本編が始めるという演出がされています。私はトルコ語バージョンを見たのですが、言葉がわからなくても、非常に楽しめました。正直、トルコ製映画がこんなに完成度が高いというのは全く予想外でした。西部の町も本格的なセットで撮影しているようです。ネタばらしはしない方がいいと思うので、詳細は控えますが、世界的に有名な飲料を実は彼らが発明したり、某ファーストフードの創始者が出てきたり、と万国共通のツボを押さえていたりします。監督はオメル・ファルック・ソラック。主演はジェム・ユルマズ(アジズ)、オザン・ジュヴァン(レミ)、デメット・エヴガル(スーザン)。ジェム・ユルマズはトルコでは有名なコメディアンのようです。音楽　オザン・チョラッコールによる主題曲は、トルコの民族楽器(?)を織り交ぜながら、雄大な西部をイメージさせる素晴らしい曲です。(マカトラ素人の私基準ですが．．．) 左：オープニングで、トルコから西部への旅路を示す、地図を動き回るトルコ帽がかわいいです。中：西部の駅馬車のシーンは最初英語で話しているのですが、一旦画面が現代に戻り、「英語じゃわからない」みたいな話になり、DVDのメニュー画面が出てきて、トルコ音声に変えるといった演出もあったりします。左：チラッとこんなシーンも．．．こちらも全編、YouTubeで見ることができます。取り合えず、最初の箇所だけ、リンクしておきますね。

2011.08.03

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【番外編】　純正マカロニだけど．．．　「マロパソの4つの死体」

CDはコンスタントにリリースされているようですが、DVDは夏日照り状態が続いており、紹介するものがなく、前回更新から1ヶ月も経ってしまいました。あまりの渇きに、まがい物の手を出しつつあります。そんな作品から、今回は1989年の作品"Quattro Carogne a Malopasso" (マロパソの4つの死体)を紹介させていただきます。イタリア純正のTVムービーで、配役の名前もビル･ネルソン(主人公)やパーカーといった、アメリカ人の名前で、見た目にはもろウエスタン、すなわち、マカロニウエスタンと呼べるようなのですが．．．ストーリーは、ビル・ネルソンが故郷に帰ってくると、両親が殺されていて、親の仇を討つといったシンプルなものなのですが、アマチュア製作で、商業的映画と呼べる代物ではありません。銃撃シーンも銃口から煙も火花も出ていませんし、殴り合いのシーンなどはひどすぎて、見るに耐えません。(さすがの私でも通しで見るのは断念しました。)衣装もありもので揃えている感じ。音楽はオープニングの「荒野のストレンジャー」を始め、他のメジャー作品の音楽をそのまんま流しています。よくもまぁ、こんな作品がTV放映されたなぁ、と思いましたが、1991年から93年のわずか三年間だけ放送していたローカルのプライベート放送局のMai dire TVという局で放送されたようです。ちゃんと、imdbにも載っています。 http://www.imdb.com/title/tt1520376/ YouTubeでは以下のリンクした部分以外の全編を見ることができます。ご興味のある方はどうぞ。

2011.08.01

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