【恒例企画】 海外マカロニDVD いく年くる年 2011
今回は『【恒例企画】海外マカロニDVD いく年くる年』をお送りします。欧米を中心に強まる世界経済が減速している中、さらにビデオ配信サービス等の影響による、パッケージメディアの販売の世界的な不振を物語るように、今年は大幅にマカロニDVDの発売が減っています。ピークの2007年には年間250本以上のマカロニDVDが発売されていたのですが、今年はたったの57本!!!(当方調べ) さらには来年予定されているDVDはごくわずかという恐ろしい状況になっています。このブログの存続も危ぶまれますし、恒例の『海外マカロニDVD いく年くる年』も今年限りとなってしまうかもしれません。まずは国別の発売タイトル数のグラフをご覧下さい。 本国イタリアや多くのマカロニDVDをリリースしていたドイツ、フランスが大幅減。とは言え、一応、イタリアからは嬉しいリリースも多かったのも事実です。以前紹介した、"Due volte Giuda"(二度の裏切り)"Straniero... fatti il segno della croce!" (流れ者...墓標を作れ!)"Testa o Croce" (表か裏か)"Una colt in mano al diavolo" (悪魔への掌の中のコルト)以外にも、こんな(↓)作品がリリースされました。しかし、意外にも発売数を増やしている国もあります。スペインは年によって波があるので別とすると、アメリカ・オーストラリアががんばってくれています。オーストラリアは以前紹介した廉価版9タイトルの発売は嬉しかったです。2匹目のどじょうを狙って、その後もマカロニDVDを発売しているのですが、他国で発売されている、わりとメジャーなものばかりだったので、カウントしていません。その一方、堅調に発売しているアメリカのWild Eastは今年は8タイトルもリリースしてくれました。本当にありがたい存在なので、選り好みをせず、全タイトルを買うべきだと思っていますが... そんな厳しい環境下で国内では、蔵臼さん渾身の「マカロニ・ウエスタン マニアックス 特命篇」がリリースされました。その販売数が伸び、第二弾、第三弾がリリースされることをお祈りします。 殺して祈れ キラー・キッド 荒野のお尋ね者 最後になりましたが、今年一年、大会を始め、いくつかのイベント、集まりに参加し、皆さんとの交流をますます深めることができましたし、いろいろとお世話になり、大変感謝しています。来年も大会を始め、集まりには参加したいと思っておりますので、本ブログも合わせ、引き続き、宜しくお願い致します。