2012年04月の記事一覧 | Welcome to Alleluja's Blog

武装していて危険 (1977年　露・羅・捷)　未公開

とても楽しみにしていた、発売予定の「地獄のガンマン」がama○onから突然注文を一方的にキャンセルされたりして、DVDが一向に届かないので、痺れを切らせて、いろんなものに手を出して始め、とうとう今度はボルシチ・ウエスタンに．．．今回の作品は、ソ連・ルーマニア・チェコスロバキア合作の"Вооружён и очень опасен" (武装していて危険)　(1977年)　英語タイトル "Armed and Dangerous"です。監督：ウラディーミル・ヴァインシュトック出演：ドナタス・バニオニス、ミルチャ・ヴェロニウ、リュドミーラ・センチナ、マリア・プラーエ音楽：ゲオルギー・フィルティックロシアでは以下のジャケットのDVDが発売されています。ゴールド・ラッシュに沸くカリフォルニアにおける、ガブリエル・コンロイという男の、富に翻弄される人生を描く作品で、原作はブレット・ハートという19世紀の作家の「ガブリエル・コンロイ」という作品のようです。ちなみにルチオ・フルチ監督の「荒野の処刑」 "I quattro dell'apocalisse"もブレット・ハートが原作者のようでうす。さて、この"Вооружён и очень опасен" (武装していて危険)は、オープニングこそマカロニっぽい雰囲気がありますが、途中からは文芸作品のようなドラマが展開され、最後の方でちょっと銃撃戦があるぐらいで、正直ツライ感じがしました。ソ連(製作時の国名表記にします)の有名な歌手兼女優　リュドミーラ・センチナを準主役に据え、映画の中でも西部を旅する歌手　ジュリーを演じているので、歌やダンスを披露するシーンがふんだんに盛り込まれています。オープニングの駅馬車が襲われるシーンでは旧式の銃を撃ったり、(一瞬ですが)おっ○いポロリのシーンがあったりします。(当時のソ連でおっ○いってOKなの？) リュドミーラ・センチナが歌う、本作品の主題歌はこちら↓ 彼女以外の出演者としては、左写真中央の冴えない感じのおじさんが主人公　ガブリエル・コンロイを演じているリトアニア出身のドナタス・バニオニス、その左がルーマニアの俳優　ミルチャ・ヴェロニウ。しかし、何と言っても地元の資産家　ダムフィーの妻　ドロレスを演じるルーマニアの女優　マリア・プラーエはとてもきれいです。(左の写真。もうちょっといい表情の画像の方が良かったと思うのですが、この刺繍入りのウエスタン風のジャケットがおしゃれだったので。)ロケ地はソ連か東欧だと思うのですが、セットが組まれていたり、西部をイメージさせる荒野のシーンが出てきたりして、それなりの雰囲気を出しているかと思いきや．．．明らかにヨーロッパの、それもとても立派で荘厳な感じすらする建物はさすがにどうなの？って感じがします。ウエスタンを感じさせるのは以下のようなシーンですが、左の白尽くめの二挺拳銃のガンマンは燕尾服のように前が短く、銃が抜きやすいデザインのジャケットを着ていますが、ちょっと間抜けな感じがします。最後は手に入れた油田が火事になってしまい、また冒険の旅に出るというエンディングです。ちなみに"Конец Фильма"というのは、The Endのことのようです。

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2012年04月の記事

ガンマン渡世(1967年 伊・独・米) 未公開

武装していて危険 (1977年 露・羅・捷) 未公開

ガンマン渡世(1967年　伊・独・米)　未公開

武装していて危険 (1977年　露・羅・捷)　未公開