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2012年12月の記事

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韓国盤DVD　『神は許せど、俺は許さず』　(1967年　伊・西)

いよいよ、来年発売の国内盤マカロニDVD6作品が告知されましたね。それも吹替付バージョンで。「砂塵に血を吐け」 "Mille dollari sul nero" (1966　伊・独)と「復讐の用心棒」 "Due once di piombo" もしくは、"Il mio nome è Pecos" (1967　伊)は、正規盤では世界初のリリースとなる快挙です。来年4月以降の発売のようですが、今から本当に楽しみです。さて、今回はダッチマンさんからの情報提供で、早速購入した、韓国盤DVD　"Dio perdona... Io no!" (神は許せど、俺は許さず)についてお知らせします。"Dio perdona... Io no!" (神は許せど、俺は許さず) 監督：ジュゼッペ・コリッツィ出演：テレンス・ヒル、バッド・スペンサー、フランク・ウォルフ、ジーナ・ロヴェーレ、ホセ・マニュエル・マルティン音楽：カルロ・ルスティケリやはり、韓国マーケット用の製品のようで、韓国語のジャケットに下のような、日本語で印刷した帯をかぶせているといった商品でした。既に韓国語のジャケットの時点で混乱しているのですが、テレンス・ヒル、バッド・スペンサー共演の「フライング・ブラザース」の原題"Più forte, ragazzi!"とDio perdona... Io no!" (神は許せど、俺は許さず)の英語題"Blood River"が両方、表記されています。日本語の帯を付けて発売する時点では、素直に「フライング・ブラザーズ」として発売されたのですが、現時点では下の訂正シールが付けられています。販売サイトには「輸入盤のため、翻訳字幕に誤字がある場合がございます。ご了承下さい。」と書かれていたので、さぞかし怪しい日本語字幕なんだろうなと思っていたのですが、作品を通してほとんど違和感はなかったです。確かに気になる点は若干ありましたが、機械翻訳とかの怪しい日本語ではなく、日本人もしくは日本語に堪能な人が介在しているのではないかと思いました。ご覧のように、画質はかなりいいです。正規盤ではなさそうですが、イタリア語／フランス語の音声が収録されているので、フランス版DVDをベースにしているのではないでしょうか？ダッチマンさんに教えていただくまでは、当然、「フライング・ブラザース」だと思って、見送っていました。本当にダッチマンさんには感謝しています。これが500円とは本当に"絶対、買い"ですね。今回、気になっていた「ダーティ・セブン」 "Una ragione per vivere e una per morire" (1972 西、伊、仏、独)も買ってみたのですが、こちらの方はビデオ起こしの画質でした。このシリーズ、今後もどんどん、(日本での)未公開作品をリリースしてくれることを期待しています。傑作ウエスタン！20★テレンス・ヒル★フライング・ブラザーズ★DVD新品★1212価格：525円（税込、送料別）【西部劇DVD】フライング・ブラザーズ　日本語字幕版価格：500円（税込、送料別）

2012.12.23

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Django! Double Feature

このところ、アメリカから安価でかつ、レアな作品を収録したDVDが多く発売されて、非常に嬉しい限りです。しかし、たいていは前回紹介した"Westerns Unchained"のように、出所が怪しげだったり、画質が悪かったりするのですが、先日発売されたDjango! Double Featureは画質も非常によく、権利元から正規にライセンスを得たリリースのようです。Django! Double Featureとして、”A Man Called Django!” (復讐のガンマン　ジャンゴ　(TV)) / "Django and Sartana's Showdown in the West" (ジャンゴとサルタナがやって来た…これで終わりだ (未))のセットと、"Django Kills Silently" （ジャンゴよ静かに殺せ (未)） / "A Pistol for Django" (ジャンゴの死体にさえも値がつく (未))のセット、計2本4作品がリリースされました。但し、残念ながら、リージョン1になっています。特に"A Pistol for Django"に関しては、初のリリースとなります。英語題："A Pistol for Django"イタリア原題："Anche per Django le carogne hanno un prezzo"　(ジャンゴの死体にさえも値がつく)　1971年　イタリア監督：ルイジ・バッツェラ出演：ジェフ・キャメロン、ジョン・デスモント、エスメラルダ・バロス、ゲンジャー・ガッティ音楽：ワシリー・コズシャロフ↑　オープニングの銃のアップは非常に鮮明にディテールまで確認することができます。発売元のShout! FactoryがYouTubeに予告編をアップしています。 "Django Kills Silently" / "A Pistol for Django"”A Man Called Django!” / "Django and Sartana's Showdown in the West"日本のamazonでも600円前後で購入できます。買う立場からするとこんなに安価で高画質のDVDを出してくれるのは本当にありがたいのですが、ビジネス的にペイしているのか、心配になってしまいます。

2012.12.13

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25作品収録Blu-ray　"Westerns Unchained"

つい先日、アメリカより25作品のマカロニを収録した"Westerns Unchained"というBlu-rayが発売されました。"Lola Colt" (1967　イタリア)や「黄金の砦(Finger on the Trigger)」 (1966　スペイン・アメリカ)が収録されていると各ショップに記載されていたいのですが、半信半疑で購入しました。ジャケットに記載されているのは、上の画像の通りで、一部怪しげなタイトルもあるのですが、内容を確認したところ、以下のような作品が収録されていました。　1 (ローラ・コルト) 　2 星空の用心棒　3 カリフォルニア　4 (死刑執行) 　5 Uccidi Django... uccidi per primo! (殺せ、ジャンゴ　今すぐに殺せ) 　6 皆殺しの用心棒　7 続・さすらいの一匹狼　8 復讐の用心棒　9 Chiedi perdono a Dio... non a me (神は許すかもしれない・・・しかし、俺は許したくない) 10 L'Ultimo Killer (最後の殺し屋) 11 Due volte Giuda (二度の裏切り) 12 白昼の列車強盗団 13 Vayas con Dios, gringo (グリンゴ、神と共に行け) 14 夕陽の墓場 15 情無用のガンファイター 16 La preda e l'avvoltoio (獲物と禿鷹) 17 黄金の砦 18 Lo chiamavano King (彼の名はキング) 19 Quel maledetto giorno d'inverno... Django e Sartana all'ultimo sangue 　　　　(ついに来たジャンゴとサルタナが出会う恐怖の日・・・最後の血が流される) 20 Django sfida Sartana (ジャンゴ対サルタナ) 21 Arrivano Django e Sartana... è la fine (ジャンゴとサルタナがやって来た…これで終わりだ) 22 復讐のジャンゴ　岩山の決闘 23 荒野の金貨 24 荒野の群盗 25 荒野のプロファイター片面2層のBlu-ray(50GB)に25作品ですから、1作品あたり2GB弱なので、予想通りあまり画質はよくなかったです。【メニュー画面】タイトルが違っている("Westerns Unchained"　→　○、"Westerns Unleashed"　→　×)のは、ご愛嬌ですか？レアな収録作品はこんな(↓)感じです。 "Lola Colt" (1967　イタリア)監督：シロ・マルチェリーニ出演：ローラ・ファラナ、ピーター・マーテル、ジャーマン・コボス、トム・フェレイジ、エヴァリスト・マラン音楽：ウバルド・コンティネロ思いっきり、イタリアのTV会社　IRIS(MEDIASET)のロゴが入っています。間違いなく、イタリアTV放映版に英語音声に差し替えた、いわゆるファン・プロジェクトの素材を使っているようです。以下の2作品(↓)も同様にファン・プロジェクト素材のようです。 "Vayas con Dios, gringo" (グリンゴ、神と共に行け) (1966　イタリア)監督：エドアルド・ムランジア出演：グレン・サクソン、ルクレチア・ラブ、アルド・ベルティ、ペドロ・サンチェス、パスクワーレ・シメオーリ音楽：フェリーチェ・ディ・ステファーノ「黄金の砦」 "Finger on the Trigger" (1965　スペイン／アメリカ)黄金の砦 - goo 映画あんなに著作権に厳しいアメリカでこんなものを商品として売っていいのか、はなはだ疑問ですが、1,000円強でレアな作品を見ることができるとはありがたい話です。

2012.12.10

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さらば、チャマンゴ！(1970年　西・伊)　イタリア版DVD

今年の3月に、こちらのブログでスペインTV放映版を紹介した、"Adios Cjamango!" (さらば、チャマンゴ!)のイタリア版DVDが発売されました。スペインTV放映版もなかなか画質が良かったので、以前、紹介しました、"Una donna per Ringo" (リンゴの女)同様、スペインTV放映版に音声だけイタリア語になっているものだと勝手に想像していたのですが、より一層良い画質のいい別素材のもののようでした。オープニング・クレジットは、当然イタリア語表記になっているのですが、主演は“モンゴメリー・フッド”、“ジュリー・ニューマン”、監督は“ハリー・フリーマン”という、「誰だ、そりゃ？」という状態になっています。それぞれ、カルロス・クイニー、クラウディア・グラヴィと、ホセ・マリア・ナバラ(監督)の、まさに取ってつけたような変名です。しかし、一番ウィリアム・バーガーという名前がクレジットに出てきます。(下の画像の黄色い枠を付けた部分を見て下さい。)かのウィリアム・バーガーは出ていなかったはずですが、これも他の出演者の変名なのでしょうか？それとも出演はしていたのに、"Quei disperati che puzzano di sudore e di morte" ("A Bullet for Sandoval")のアナベラ・インコントレラのように出演シーンがばっさりカットされてしまっていたり、ってなことの可能性は非常に低そうですが．．．さらにさらに音楽はスペインTV放映版の曲(オリジナル？)がほとんどが差し替えられているにもかかわらず、「野生の眼」(1967・伊) のジャンニ・マルケッティの名前が．．．これは間違いなのか、どこかにマルケッティの曲が入っているのでしょうか？画質的には、こんな(↓)感じです。画質だけでなく、同じシーンを比較してみますと、スペインTV版がトリミングされていることがわかります。黄色いフレームがスペインTV放映版です。週末にでも、じっくり鑑賞して、他にも怪しげなところがないか、探してみます。

2012.12.06

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【マカロニ？】ジャンゴ、誇り高き殺し屋 (1965年　西・伊)　未公開

少し前の発売になりますが、イタリアから発売されていた"Django, killer per onore"を買ってみました。"Django, killer per onore" (ジャンゴ、誇り高き殺し屋)スペイン原題："El Proscrito Del Rio Colorado" (コロラド川のならず者) 監督：モーリー・デクスター出演：ジョージ・モンゴメリー、エリザ・モンテス、ホセ・ニエト、ヘスス・トルデシーリャス、ミゲル・デル・カスティロ音楽：マニュエル・パラダ、カルロ・サヴィーナこの作品、純粋にスペイン作品という情報もあるのですが、イタリアも製作に絡んでいるという話もあり、マカロニとしては、グレーな作品になります。10年近く前に廉価版のフランス盤が出ていたので、イタリア盤は見送ろうかと思っていたのですが、取りあえず購入してみたら、オープニングの曲が違っていたので、驚きました。(原版は、スペイン語版の同一ものだと思いますが、フランス盤の方が発色が良いような気がします。) フランス盤はのどかな感じのインストゥメンタルの曲が流れるのですが、イタリア盤は(これも確かにのどかな感じではありますが)歌の入った全く別の曲が収録されています。マカトラ素人の私には新発見だったのですが、この歌、どうなんでしょう？ちなみに、このDVDも999枚限定発売のようで、私のは710番でした。本当にそんなに売れているの？、と気になりますが．．．

2012.12.01

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