「アウトロー・ガン」 (1968年 伊)
とうとう、長かったはずの夏休みも今日で最後。嫁さんの実家に2泊3日で行ったぐらいで、ほとんど出かけず、涼しい部屋で、ビールをあおりながら、専ら、マカロニを始め、映画を見ていたぐらいで、これと言って何もしない内に過ぎて行ってしまったという感じです。(こんな不健康な過ごし方でいいのだろうか?)さて、いくつか夏休みに見たマカロニなのですが、ちょっとだけ珍しいものがあったので紹介します。「アウトロー・ガン Dead or Alive」"Un minuto per pregare, un instante per morire" (祈りの数分、死の一秒)監督:フランコ・ジラルディ出演:アレックス・コード/アーサー・ケネディ/ロバート・ライアン/ニコレッタ・マキャヴェリ音楽:カルロ・ルスティッケリ「禿鷹のえさ」「殴りこみ兄弟」「必殺の用心棒」と軽妙な作品を監督しているフランコ・ジラルディは大好きな監督なのですが、一転、この作品はやり切れない、重い作品ですが、これも大好きです。曲だけ聞くと、沈鬱な感じのカルロ・ルスティッケリの音楽ですが、この作品には非常にマッチしていて、とてもgoodです。アメリカで2004年に発売されたDVDは、ハッピー・エンディング・バージョンでしたが、確か、2001年3月30日(金)に今は亡きSKY CINEMA(現:スター・チャンネル)で放送されたバージョンはトラジック・エンディング(悲劇的結末)でした。ただ、私の持っている日本放送版はあまり画質が良くなかったのですが、チェコのTVで放送されたバージョンを入手したところ、途中カットされていて、収録時間は112分なのですが、トラジック・エンディング・バージョンでした。(ちなみに日本TV版 118分、アメリカDVD 99分) 上から、チェコTV版、日本TV版、アメリカDVD(当然ながら画質は良く横方向にはワイドなのですが、上下にトリミングされていることに気付いてしまいました)。チェコTV版はチェコ語の吹替バージョンなので、違和感がありますし、スペイン同様、字幕ではなく音声でのタイトルのナレーションが入っています。アメリカDVDには負けますが、画質的にはこんな感じです。 肝心なエンディングですが、録画の問題かFINEが出たところで、音楽も途中なのに終わってしまっています。日本TV版ではちゃんとエンディング・ロールまで収録されています。 アメリカDVDはハッピー・エンディング・バージョンなので、こんなシーンで終わっています。