シネマヴェーラ渋谷で「野獣暁に死す」鑑賞
「SHIBUYAルネッサンス」というイベントが開催され、ごった返していた渋谷で、「野獣暁に死す」を見て来ました。若い頃には大変お○○になった、いかがわしいエリアにシネマヴェーラ渋谷はあり、明るい真昼間でも何故か若干ドキドキしながら、向かいました。上映30分前に到着したのですが、ロビーには数人程度。「やっぱり、こんなもん(観客数)か?」と思っていましたが、上映開始直前には50人程度に膨れ上がっていました。私より若干年上の男性が多かったのですが、併映の作品目当てなのか、2~3人の若い女性も...。ただ、当然、在京の皆さんにお会いできると高をくくっていたのですが、知らないおじ様方ばかり。結局、存じ上げている方は誰にも会えず終いでした。 「野獣暁に死す」 "Oggi a Me, Domani a Te!" 1968年 イタリア監督:トニーノ・チェルヴィ出演:モンゴメリー・フォード、仲代達矢、バッド・スペンサー、ウィリアム・バーガー、ウェイド・プレストン音楽:アンジェロ・フランチェスコ・ラヴァニーノ作品については、こちら。 左が半券です。しかし、大画面、しっかりした音響設備で見るマカロニはやはり迫力がありました。木の床をブーツで歩く音がやけに大きく聞こえて臨場感たっぷりで堪能して来ました。あらためて、"Ciakmull - L'uomo della vendetta" (復讐者チャックムール)に設定が似ていることを再確認しました。カンヌ国際映画祭等、数々の賞を得た「イル・ディーヴォ ‐魔王と呼ばれた男‐」(右の画像)と同時上映だったのですが、私は「野獣暁に死す」を見終わると早々に帰宅の途に付きました。帰宅してから調べてみると、なかなか面白そうなので、見ずに帰ったのを少し後悔しています。