強烈めのUSウエスタン 2作品
楽しみにしていた"Tre ragazzi del'Oro" (黄金の三兄弟)が発売されたはずなのに、注文していたサイトから音沙汰がなく、催促したところ、「注文管理のミスで再度発売元に手配をかけた」みたいな対応で、気長に待っているところで、何か面白いものはないかと思って、見たのがこの2作品です。"Outlaws and Angels" (アウトロー・アンド・エンジェルズ) 2016 アメリカスタッフ、キャストは以下のリンクを参照願います。 http://movie-fan.jp/2016/00113399.html「トマホーク ガンマンvs食人族」 "Bone Tomahawk" 2015 アメリカhttp://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=358102 まずは、"Outlaws and Angels"ですが、銀行強盗を働き、保安官に追われたアウトローたちが、夫婦と娘二人が暮らす農家に押し入って来るといったストーリーで、私は「アウトローたちに家族を殺され、娘が復讐する」といったありがちなパターンなんだろうな、と期待もせずに見ていたのですが、途中から次ら次へ予想もできない、意外なストーリーが展開されていき、違う形での血みどろの復讐劇になっていました。ちなみに主演のフランチェスカ・イーストウッドは、名前の通り、クリント・イーストウッドと「許されざる者」(1992年)に出演していたフランシス・フィッシャーとの間に生まれた、クリントが63歳の時の娘(母親が違う7人兄弟姉妹の6番目)です。 次は、「トマホーク ガンマンvs食人族」ですが、少し前からカート・ラッセル主演のウエスタンということで、気にはなっていたのですが、食人族が出てくるというあらすじを知った時点で、見送っていました。(マカロニは大好きなのですが、グロ系、ホラー系は大の苦手なので。)しかし、アメリカでの評価は高く、この三連休に特に見たいものもなかったので、「ちょっと見てみるか」という感じで見てみました。穴居人(食人族)の住み処に行くまでのプロセスは、わりときっちりと作られたドラマが展開されているのですが、突然、全く別の作品かと思わせるぐらいの急展開を見せ、12月に発売される国内盤DVDのジャケットに書かれているように、(ちょっと大げさかもしれませんが)“映画史に残る、衝撃のラスト30分”が待っていました。私は「そこまできっちり作っているのだから、別に食人族じゃなくて、凶暴な先住民ぐらいでも良かったんじゃない?」と思ってしまいましたが...【送料無料】トマホーク ガンマンvs食人族/カート・ラッセル[DVD]【返品種別A】価格:3488円(税込、送料無料) (2016/9/19時点)