ドイツ盤Blu-ray 「殺しの瞬間」 (1968年 伊・西独)
先日紹介した「神に許しを乞え...俺じゃなく」と一緒に届いたのが、このBlu-Rayです。昨年の12月には発売されていたのですが、お知らせしたように、返金騒動で発注しそびれていました。「殺しの瞬間」 "Il momento di uccidere" 1968年 イタリア・西ドイツ監督:ジュリアーノ・カルニメーオ出演:ジョージ・ヒルトン、ウォルター・バーンズ、ホルスト・フランク音楽:フランチェスコ・デ・マージ最近流行りのメディアブックという形態で、Blu-Ray、DVDのケースと、ブックレットが一体化しています。右がブックレット(16ページ)になります。Blu-Rayを再生してみたところ、いきなり画質の非常悪いオープニング(英語クレジット)でした。この作品は、海賊版みたいなものも含め、何回もDVDが各国で発売されていて、購入する度に何度も期待を裏切られてきました。今回こそは"本命盤"だと期待していたので、「またか」と思ってしまいました。Blu-Rayでこれはないだろうと思って、よく確認したら、Blu-Rayにはドイツ上映版(86分、ドイツ語音声、ドイツ語クレジット)も収録されていて、そちらは画質が良かったです。上の画像じゃわかりにくいかもしれませんが...どうやら、全長版のマスターが見つからず、カットされているドイツ上映版に、削除されているシーンを画質の悪いインターナショナル版で補っているようです。インターナショナル版(音声:英語、イタリア語、ドイツ語)は92分です。補われたシーンは当然、ドイツ語音声が無いので、そのシーンだけドイツ語字幕が入ります。ドイツ上映版の良い画質は以下の画像でご確認ください。特典はブックレット以外には、本編の予告編とピクチャーギャラリーぐらいです。あらすじとしては、南軍の軍資金50万ドルの隠し場所を明かさないまま亡くなったフォレスター大佐の親族で、町の有力者 フォレスター親子のもとに、ロード(ヒルトン)、ブル(バーンズ)が判事の依頼を受け、調査にやってくるといった感じです。大好きなカルニメーオ監督の作品で、撃ち合いのシーンとかはカッコいいのですが、意外な展開かもしれませんが、「おいおい」となるスッキリしないエンディングで、台無しになっています。