【メルセデス・アロンソ特集⑤】「ドッグ・イン・パラダイス」 (1990・伊・仏・西・白)
皆さん、この作品はご存じでしょうか?「ドッグ・イン・パラダイス」 "C'era un castello con 40 cani"1990年 イタリア・フランス・スペイン・ベルギー監督:ドゥッチオ・テッサリ出演:サルヴァトーレ・カシオ、ピーター・ユスティノフ、ロベルト・アルピ、メルセデス・アロンソ 音楽:デット・マリアーノストーリー等、詳しくは以下のリンクを参照願います。『ドッグ・イン・パラダイス』日本でも、「ニュー・シネマ・パラダイス」でトトを演じたサルヴァトーレ・カシオの人気に与ってか、1991年に劇場公開もされています。遺作ではないですが巨匠 ドゥッチオ・テッサリが晩年に監督した作品になります。メルセデス・アロンソはサルヴァトーレ・カシオ少年の母親役で出演しています。撮影当時は50歳ですが、相変わらず、お美しいですね。今回、最終回ということで、少し、メルセデス・アロンソのバイオグラフィについて、簡単に記載します。本名:マリア・デ・ラス・メルセデス・アロンソ・ゴメス、1940年8月9日、スペインのサンタンデール生まれ。(今年で82歳、ご健在のようです。)前回紹介した「マルガリータ 私の愛する女」を始め、映画で大成功を収め、人気絶頂期にあったにもかかわらず、前々回紹介した、「奴等は俺がやる/遺恨10年二代目ジェームス」を最後に、舞台とテレビの両方にキャリアを集中させ、結果的には映画界から姿を消した形になりました。ただ、スペインのTVシリーズとかにはコンスタントに出演していたようです。薬局を舞台にした、スペインの人気TVシリーズ "Farmacia de guardia" (1991–1996)そんな中、どういう事情かわかりませんが、単発的に、この「ドッグ・イン・パラダイス」に出演したようです。その後も、またTV中心の活動に戻っています。ファンとしては、映画にもっと出演してほしかったです。