マカロニ? 「コロンバの伝説」
円安に加え、海外でTVやストリーミングで、高画質のマカロニが放送・配信されているので、どうも、DVDやBlu-Rayへの食指が動かず、本ブログの更新も滞りがち(約3ヶ月ぶり)になっています。そんな中、マニアックというか、インディーズ系のマカロニ?を発見したので、ご紹介します。"Colomba Legend" (コロンバの伝説) 2019年 イタリア監督:ロザリオ・ネリ、ヴィト・コロンバ出演:マウリツィオ・ボローニャ、フランチェスコ・カピッツィ、ディエゴ・グエチ音楽:チッチオ・ピラスなんと、お隣の韓国でDVDが発売されています。予告編はこちら(↓)。韓国語字幕付き予告編はこちら(↓)。音楽は雰囲気があるのですが...作品は、ちょっと複雑な構造になっていて、以前紹介した「マロパソの4つの死体」(1989)の監督 ヴィト・コロンバ(今回の共同監督の一人)が20年を経て、その続編の製作に至る経緯を、作品の前後にドキュメンタリー風に描いています。違う言い方をすると、本編が、この作品自体を製作するに至った経緯のシークエンスにサンドイッチされた感じになっています。【番外編】 純正マカロニだけど... 「マロパソの4つの死体」本編部分のストーリーとしては、時代的には前作の20年後に、盗賊パーカーの悪行の後、カストン・シティの住民には、新たな脅威が降りかかる。それは、犯罪を繰り返し、街全体を恐怖に陥れる3人の覆面盗賊。父親の死に取り憑かれたビル・ネルソン・ジュニア(フランチェスコ・ルッソ)は、犯人はパーカーの4人の子供たち(男3人、女1人)で、20年前に修道院の前に捨てられた赤ん坊たちだと確信する。保安官の行動に満足せず、自ら、4人の足跡をたどり、真実を明らかにするために奮闘する。しかし、本当に彼らが凶悪な犯罪の犯人なのか...、といった感じです。前作とは違い、撃ち合いを含むアクションシーンはほとんど無く、若干コメディ仕立てになっていて、見る価値があるかと言われると、何とも言えないのですが、こんな作品もあったという、資料的価値ぐらいですかね?