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カテゴリ:為替・市場
今日の東京地方はいい天気です。予報だと弱い雨が降るそうですが、どうなんでしょうかね。 少なくとも洗濯したばかりの衣類が乾く間は晴れていてほしいなと思います。 さて今日午前10時頃、政府・日銀による円売り介入が実施されました。そのため77円前後だった米ドル円は14時現在79円台まで急落しています。 最近はじわじわと深刻に円高が進んでおり、このまま何もしなければ、3月に更新した史上最高値76.25円を更新するのではと思われていましたので、円売り介入をやるかもと言う予想はされていましたが(実際、8月2日あたりから日経新聞や産経新聞みると、介入について「予想」がされており、情報がリークされた「計画的犯行」だったようにも見受けられます)、まさか今日とは思いませんでした。 なんせ、明日はアメリカで重要指標である失業率の発表がおこなわれるため、その結果次第では再び円高に押し戻される可能性もあります(逆にいい結果が出れば追い風になるのですが)。タイミング的には博打的な要素が強い機がします。それ故にサプライズ効果があったといえるのですが・・・。 しかし、現在の円高は、アメリカの債務問題に端を発した円への逃避なので、どの程度の効果が見込まれるかは未知数です。 3月の欧州諸国中心のトモダチ介入の際も、その後77円台から一時85円台ぐらいまで上昇したものの、ギリシアを中心とした欧州の債務問題から、徐々に押し戻されて76円台まで達していましたから、今回もそうなってしまうのではと思ってしまうのですが・・・。 さて海外の反応ですが、欧州やアメリカは深夜のため、反応は今のところありません。 今回の介入は3月の時とは異なり、国際的な同意を得ていない単独介入の可能性が高いことから、本日17時頃までに介入は終了すると思われます。 明日の米失業率・雇用統計発表を睨んで、大きな動意が起きにくい状況ですので、吉と出るか凶と出るか、関係者はハラハラですね。 それではまた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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