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カテゴリ:為替・市場
久々に為替ネタです。 今日は仕事から帰ってみたところ、「米ドル円77円台? 確か朝は75円台だったようなあれ?」と思ったところ、円売り介入を実施したようですね。 野田総理が財務相だった頃を含めて3回目になります。介入規模は4兆円ぐらいのようです。 連日円の高値が更新されていましたから、ここらで断固たる立場をとっておこうと言うことなのでしょう。 実際、安住財務大臣は以下の主旨の発言をしています。 ・為替市場で円売り介入を実施した ここで目新しい発言としては、「納得いくまで介入はする」という所でしょうか。 現在の円高は投機的な動きであるから、投機筋が諦めるまで実施すると受け取れます。これは、明日以降も無秩序な円高進行になった場合は介入も辞さないという、今までより強いメッセージとなります。 これで最近行きすぎた円高が止まるかは、欧州時間・米国時間になった今夜以降に焦点がとなります。 恐らく今回の介入は日本単独の介入であるので、ECB(欧州中央銀行)もFRB(米連邦制度準備理事会)も、自分のお金を使って協力をしてくれないでしょうが、委託介入は引き受けてくれるか、投機筋の円買いは抑制されるかが注目されます。 ただ個人的には、ギリシア問題の長期化とアメリカの追加金融緩和の問題が払拭されない限り、相対的な円買い・米ドル安が止まるとは考えていません。 また東京株式市場の盛り上がりの薄さからして(本来は円安は輸出企業にとっては良い材料なので、株価が上がるのに、今日は結局日経平均は62円安で終了しています)、まだまだ春は遠そうに思います(出来ればこの予想は外れてほしいですが・苦笑)。 それではまた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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