今日、ウチの母鳥が入院しました。
と言っても、大きな病気や怪我をしたわけではないので、今はもう大丈夫です。
よくわからない言い方をしていますが、実はとっても説明しにくい話なんですね(汗)。
何が原因で入院したかですが、腰痛症と脱水症状です。なので1週間か2週間ぐらいで出所(え?)出来ると思います。
ウチの母鳥は足腰がかなり弱いのですが(半分は本人の運動不足が原因です)、風邪を引いて寝込んだところに、腰痛が出てしまい、起きられなくなったようです。
ここまでなら経験された方はいらっしゃると思うのですが、そこから先の行動は控えめに言って異常です。
腰痛だからなるべく起きたくない。トイレに行くのが大変で行きたくないから、食事や水分をとらない。結果、重度の脱水症状になったというオチなんです。
私も腰を痛めて苦しんだことが何度もあるので、トイレや病院行くのに四苦八苦したことがあります。なので、トイレもなるべく行かないよう水分を控えたりしたことありますが、脱水症状になるまで何日も食べたり飲んだりしないという発想に至った事はありません。
看病していた父鳥は、「水や食事を持って行っても手をつけないし、食べろと言えば癇癪を起こす。トイレにいく途中に台所があるから、食べ物や飲み物を自分で摂ることが出来るのに、食べようとしない。どうしょうもないよ」と嘆いていました。
私が病院行くことを勧めても返事すらしないので(本人の都合が悪いことは、返事すらしないんですよ・ため息)、結局、倒れて救急車で運ばれるという事になります。
ここまでの話でも呆れる話なのですが、さらに閉口するのは、同じ展開で病院に運ばれたのは今年だけで3回目だという事です。また今回はかなり深刻なのは、あと半日遅れていたら、重度の脱水症状で命がなかったと言われた点です。これだけでも心が寒くなります(ちなみに本人は命に関わる事態になっていたという自覚は全くありません。また自殺を図ったわけでもありません。それが一層悩ましいんですよね)。
昔から頑固というか、思いこんだら凝り固まる傾向があった母鳥ですが、最近つとに酷くなりました。今日お医者さんの問診を受けているのを隣で聞いていても感じましたが、微妙に答えがずれていまして、これはもしかしたら痴呆症の一種ではないかと疑い始めています。
人間歳をとれば、壊れてくる場所は色々出てくるのはわかるのですが、やっぱり家族としては戸惑いが大きいですね。
ちなみに私のそれぞれの祖母鳥(祖父鳥は2人とも私が生まれる前後に亡くなっているので、面識が無く不明です)は、大病で寝たきりになったりして亡くなっていますが、頭の方は最後までクリアーな状態でした。特に母方の祖母鳥は、「私は85年も生きたからね。もう満足だよ。思い残すような未練はないね」とニコニコして話したのが最後の言葉でした。これから頭のねじがゆるんでしまったらしい(と決めつけていますが・苦笑)母鳥とどう接していけばいいか、悩みは尽きません。
それではまた。