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カテゴリ:火山災害
今更ですが、昨年は災害の年でしたね。 現在(2012年1月20日時点での情報)の新燃岳ですが、ようやくマグマの供給が鈍りはじめたようで、噴火は収束方向に向かいつつあるようです。 しかし、まだレベル3の規制(火口から半径2km以内の立ち入り禁止)が維持されているため、登山は難しい状況です。 今回の噴火は、幸いにも人的被害はありませんでしたが、観光客の減少や、農作物の被害など、少なくない被害が出ています。こちらも復興はこれからという感じです。
今回久々に、YouTubeでみつけた画像を貼り付けてみました。 初めて見た時、かなり詳細な画像でビックリしました。 噴煙の中に稲妻が走る様子に、噴石・火山弾が砲弾にように飛ばされ地面に落下する様子や、小規模ですが火砕流の発生している様子が一目瞭然です。見ていたら有名な火山学者クラフト夫妻(1991年の雲仙普賢岳の火砕流で亡くなられましたが)の火山映像をふと思い浮かびました。 火山災害は恐ろしいものですが、慌てず正しい知識を身につけていくのが重要です。何せ日本は108もの活火山を狭い国土に保有している世界有数の火山大国ですからね。 少しでも関心を持ってくれる方が増えてくれればいいなと思います。 撮影した方のお話によると、撮影場所はこの時点では入山規制されていない場所だったようです。 もちろん規制されていないから安全というわけではありませんから、これを見て「自分も火山噴火した時は撮影しに行こう」とお考えにならないようにしてくださいね。 今年は平和な年になるといいのですが。 それではまた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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