鳥です

久々の動画貼り付けです。
先日ブログに書きましたドイツの撃墜王、ハンス・ヨアヒム・マルセイユを描いた映画『撃墜王アフリカの星』のサウンドです。

中学生の時初めてこの映画を見た時は、ストーリーよりも、もの悲しげなこの音楽の方が心に残りました(この映画は広義では戦争映画ですが、厳密に言えば反戦映画となります)。

大学生の頃、ゼミの教授と喫茶店に入った時、店でかかっていたことがあります。

その時思わず、「あ、アフリカの星のボレロだ」と言ったところ、ドイツ好きだった教授(専攻は中国近現代史でしたが・笑)、「お、ばーどくんよく知っているね」と、頼みもしないのにうんちく話を聞かされたことがあります。口は災いの元だにゃあ・・・(笑)。

まぁそんな感じの曲なので、もしかしたら聞いたことがあるという方は多いかもしれません。

ちなみにこの『撃墜王アフリカの星』ですが、専門家からは「マルセイユの人物像を描ききっていない」といった批判が大きかったのですが(私も先日20年ぶりぐらいに見ましたが、同様の感想をいだきました)、興行的には大成功しています。
戦争終結から12年後の映画ですが、マルセイユ人気はドイツで根強かった事を伺わせます。

またこの映画の軍関係の技術的な監修は、マルセイユのアフリカ時代の上官だったエドゥアルト・ノイマン大佐(退役時)がおこなっています。

そのためマルセイユ戦死のシーンでの描写などは、正確な考証となっています。

映画の方は、ハリウッド映画と違って店など行っても中々見つかりませんし、見る機会というのは中々無いと思いますが、音楽だけでも興味を持っていただければと思います。

それではまた。