|
カテゴリ:雑談
今日は久々、雑談です。 仕事の休憩中にネットのニュースを斜め読みしていたらショッキングなニュースが・・・。 「iPS芸人?"虚言"森口氏タレント転身」 え? あのおっさん、タレントですと? 以下、日刊スポーツの引用です。 「iPS細胞を使った世界初の治療をしたと発表後、大半をうそと認めた森口尚史氏(48)が、芸能プロダクションと11月末に契約し、今後、タレントとして活動していくことが18日、分かった。関係者は「11月29日に契約を済ませました。本人に任せておくと、どうなってしまうか分からないので、(契約は)保護観察みたいなものです」と明かした。 森口氏は騒動後、勤務先だった東大病院を解雇され、生活苦に陥っていたが、最近は「DJ iPS」としてDJデビュー。この日行われたトークショーでも支離滅裂な発言後、「自覚していないので、病院に連れて行ってください」「世間のゴキブリといったら私です」と自虐的にかわし、TM NETWORKの「GET WILD」を歌うなどした。 関係者によると、年末以降、数本のテレビ出演が決まっているといい、本人は「生きていかなきゃいけないのでiPS芸人と言われても何とも思わない」と意気込んでいるという。」 引用おわり。 ・・・・・。大変申し訳ないですが、私の感想は「馬鹿じゃないの」というひと言に尽きます。
よく政治家or官僚が庶民感覚とずれているという批判がよく出たりしますが、芸能界やテレビも同じようです。上の感想はご本人へと、彼を雇った芸能プロダクションと、彼を出演させるテレビやラジオなどのメディア全てに対してお贈りしたいと思います。 彼のやったことに私は一片の同情はありません。研究者として最も忌むべきねつ造、でっち上げをしたからです。 そこには学問や研究に対する敬意も真摯さもありません。我欲のままに虚名を求め、研究者を名乗って国の補助金までだまし取ってという、詐欺行為と言ってもいいんじゃないですか。 そんな人物を話題性があるからか視聴率がとれるからかわかりませんが、平気にメディアに露出させようという感覚は、正直理解できません。 こんなメディアが、政治家や官僚の腐敗やらを追求なんて、笑えない喜劇のように感じられるのは私だけなんでしょうか・・・。 私は医学のことは門外漢ですが、この方のせいで肩身の狭い思いや悔しい思いをされているまじめな研究者の方は大勢いらっしゃるでしょうに・・・。 今から10年以上前、日本の考古学会でも石器のねつ造事件がありました。私も歴史を学んでいた身みなので、あの時のショックと憤りは今でも昨日のことのように覚えています。医学関係の研究者の方の憤り、察するにあまりあります。 もちろん、虚言つく方であろうとなんだろうと、生きていくために働くなきゃいけない、そりゃそうでしょうよ。 でも能書き言う前に、しっかり自分の嘘を認めて(たしかまだ「一件手術やった」と言い張ってましたよね?)、反省して出直すってのが筋じゃないのかなぁ。この人全然そういうことやってないよね。「貯金がいくらしかないだの」「みんな俺を悪者扱いしやがって」なんという事ばかり吐いて、むしろ被害者って顔してるじゃない。 いったいテレビに出して、何しょうと言うんだか・・・。 と、今日は二日酔い気分の(お酒一滴も飲んでないけど)、ばーどでした・・・。 それではまた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|