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カテゴリ:火山災害
今日ネットのニュース見ていたら、「火山噴火で犠牲者」という感じの記事を見かけ、え? どこだろうと読んでみたらフィリピンのマヨン山でした。 マヨン山はフィリピン・ルソン島にある2463メートルの成層火山です。私もフィリピンに行くことがあったら、ピナトゥボ山とマヨン山は是が非でも行ってみたいと思っている山です。 ・・・といいつつ、日本国外に行ったこと無いし行く予定もお金もないので、実現する可能性は微妙ですけどね(汗)。 円錐形のきれいな姿から、日系移民者や戦時中フィリピンに駐留した日本兵たちから「ルソン富士」と呼ばれていました。 しかしこのルソン富士、最近はお休み中の日本の富士山と異なり、活動は活発です。過去400年間に約50回噴火が発生しています。近年では2009年に噴火しました。 噴火による犠牲者も多く、1814年の噴火では、溶岩流が麓のカグサワの街を埋め尽くし、1200人以上が死亡しました(この噴火でカグサワの町は壊滅し、残ったのは教会の塔だけです)。 2006年8月の噴火では、噴火による直接の死者は出なかったものの、同年12月の台風で、山腹にたまっていた火山噴出物が流れ出しラハール(火山性土石流)となって下流を襲い、約1000人が死亡しました。 今回は噴石によって、フィリピン人ガイド1名と、外国人観光客4名の死者、負傷者7名が出たようです。 亡くなった方々のご冥福をお祈りしたいと思います。 噴石の原因は、小規模な水蒸気爆発ではないかということですが、マヨン山は火砕流も頻繁に発生するため、当面は警戒が必要ですね。 大地の神様は、日本国外でも働きものですねぇ・・・(ため息)。 それではまた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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