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カテゴリ:雑談
お盆シーズンだからと言うわけではないでしょうけど、奇妙なことがありました。
まぁ、遠出なので毎度慌ただしいのですが、お付き合いしている方もほぼ固定なので(ついでにお客さんが来る時間も、だいたい決まっています)、のんびりした感じでです。 で、土日祝だと、お得意さんの1人がお子さん(今年10歳のオス・・・もとい、男の子)、I君を連れてきて、近くであそばせたりしています(河原や大きな公園もありますので、放し飼いしてあそばせるするには丁度いい感じです)。 I君とは彼が生まれた頃からの知り合いなので(人見知り全開で、自分の祖父の顔見ても泣いていた時でも、私の顔は平気でした。鳥類、子どもには昔から無敵です)、すっかり懐いていまして、こちらは仕事中だというのに、「鳥さん、オセロしよ!」「サッカーやろ!」とまとわりついていきます。なので暇を見て、10~30分ぐらいは時間を作って、相手をしています。 小さい頃は、私が「お手!」というと、嬉しそうな顔でちゃんとやりましたが(オイオイ)、今は「犬じゃないよ!」とタックルしてくる とまぁそれはさておき、今回の11日は日曜日でしたから、I君今日は来るかなぁと待っていたところ、いつもの時間どおりにやってきました。 ヤツは最近、私の顔を見るとタックルかましてくるので、すぐに防戦体勢をとって待ちかまえました。案の定、私の顔を見るとI君は飛びかかってきまして、いつもどおり迎撃しようと思ったところ、ふと彼の顔を見て「?」となりました。 I君の表情はいつもと変わらず、元気いっぱいで不審な所など1つもなかったのですが、彼の周囲に黒い煙とも霧とも形容しえない妙なものがまとわりついているのが目についたからです(それに気をとられて、今回は防戦失敗)。 再度見返した時はその煙のようなものは見えず、「気のせいだったか」と思い直していたところ、I君のお父さんがやってきて、私はI君をしばきながら・・・、もとい、じゃれ合いながら挨拶を返したところ、心なしかお父さんの反応は鈍いというかぎこちありません。それにいつも一緒のお母さんの姿が見えません。まぁ、その時は駐車場に車入れているのかなと思っていました。 いまさら私とIくんのやり取り見て怒る人でもないので、何かあったのかなと思っていると、しばらくしてやや緊張して面持ちで、「ばーどさん、今日はご挨拶がありまして・・・」と切り出してきました。 I君を解放してまじめに向き合うと、「家内が生前お世話になりました」と、切り出されまして、まじめに仰天しました。 私にとっては、お父さんよりお母さんとの方が面識が古く(私とI君の関係と逆で、私が生まれた時から向こうは私を知っています。私の祖母鳥とI君の祖母が親しい間柄だったのが縁なので、家同士の付き合いと言うことでは60年以上になりますかね)、11日に会う機会は、お母さんとの方が多かったので、余計にショックは大きいものでした。 聞けば、7月半ば頃、近所に買い物に行って倒れて、救急車で病院似つく頃にはもう亡くなっていたのか。死因は脳卒中だったそうです。まだ48歳という若さだったそうですが、I君が10歳ということを考えると、とても早すぎますね・・・。 考えてみると、5月ぐらいにお目にかかった時、「最近目がチカチカして、夜は目が見えなくなって・・・」と仰っていたのを聞いていたのですが、もしかしたらそれは脳卒中の前兆だったのかも知れません。聞いた時は全く思い至りませんでしたが・・・。 やっぱり10歳という歳では、死というものがまだピンときていないのか、「おじいちゃんとおばあちゃんと毎日いるよ」と、I君の様子は普段と変わりませんでしたが、聞いたこちらとしては、平静ではいられませんでした。これから母を失った重さを感じていくことになるんでしょうね・・・。 それにしても私が見たI君にまとわりついていた黒い煙のようなものは何だったのかなぁ。私は霊感などと言うものは持ち合わせていないので、そういうものではないと思うのですが・・・。 色々と考え込んでしまう8月の出張でした。 それではまた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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