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カテゴリ:雑談
本日で、長らく世界中のパソコンで活躍してきたOS(オペレーティングシステム。簡単に言えばパソコンを動かすシステムです)、Windows XPがサポート終了となりました。 平成13(2001)年に発売開始ですから、今年でかれこれ13年、長い期間現役で頑張ってきたOSでしたねぇ。 まぁ、サポート終了になったからと、明日から使えなくなるわけではないのですが、プログラムの更新がおこなわれなくなるので、ウイルスに感染したりする可能性が格段に高くなります(マイクロソフト社の情報によると、最新のwin8に比べて、ウイルス感染の確率が21倍高くなると言うことだそうです)。 パソコンに詳しくない方だと(私も詳しい方ではないのですが)、サポート終了になるからどうしたの? という方も多いかと思いますが、OSを家に例えるていうなら、平成13年に登場したXPはその時新築の家でした。 でも家も年月がたてば傷んでくるところが出てきます。また設計ミスで、欠陥(例えば勝手口の戸に鍵を着け忘れたなど)があったり、色々不具合があったりします。 それが見つかった場合に施工元(マイクロソフト社)が、無料でサポート対応(プログラムの更新)して、家が壊れるのを防いでいてくれていました。 しかし「これからはメンテナンスはしません」ということになったわけですので、家の壁に大きな穴が空こうが、天井から雨漏りしようが今までのように無料で直してくれない、という感じになったわけです。 まぁ、サポート終了の告知は何年も前からおこなわれていましたし、多くの方が他のOSのパソコンに移行していらっしゃるとは思いますが(特に個人の方)、企業や官庁の中には、予算不足や、ソフトが使用できなくなるといった互換性の問題から(仕事の必然性で、複雑なシステムを構築しているところが多いですし、違うOSになると正常に動作しなくなるというトラブルは非常に多いんです。ウチのバイト先でも、サポート部署が半年ぐらいシステムを移行して、仕事で使う全てのソフトをテストして、不具合を改善してから、パソコンを変更しました)、今もXPのままを余儀なくされている所も多いようです。 ウチは数年前にメインのパソコンはwin7となり、非常用のノートパソコンのみXPということなので、今回の何事もなく通り過ぎましたが、パソコン更新の苦労は自分も経験しているせいか、当分XPを使わないと行けないという方々の大変さがよくわかります。 ウイルスへの感染(上の家の話で例えれば、ウイルスはシロアリか、あちこちに燃え移る炎というところでしょうか)は滅多にあるものではありませんが、油断していると痛い目を見ますから、痛し痒しですね。 ともかく長いことお世話になっていたXPの時代が一区切り着いたことは、やっぱり寂しい限りです。 ウチのXPは、ネットに使わず(つなげられず)にゲーム専用機にでもしようかと思いますが(たぶんインストールしても遊ぶ間無いけど)、それだといざというときの予備機がないのは仕事で差し支えあるので、出費は痛いけど、間を見て新しいノートパソコン買うしかないかと思っています。 まぁ、これも必要な出費だと諦めるしかないですね。 それではまた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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