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カテゴリ:火山災害
前に、御嶽山噴火でお亡くなりになった小学5年生の長山照利さん(愛知県豊田市)の話を書きましたが、彼女が身につけていた緑色のジャケット(最初の報道の時は、水色のジャケットとのことでしたが、少し違ったようですね)の持ち主が判明しました。 近江屋洋さん(26歳。横浜市中区。10月2日、一ノ池付近で死亡が確認されました)が提供した物だったそうです。 御嶽山噴火後、山頂付近にいた長山さんや近江屋さん等、登山者たちは岩陰に避難し、そこで顔を合わせたそうです。 この頃山頂は噴煙に覆われ暗闇となり、噴石が降り続いていました。噴火のショックもあってか、「寒い、寒い」と言っていた照利さんに、近江屋さんはザックの中からジャケットを出して「着せてあげてください」と他の登山者を介して手渡したものだそうです。 目撃者の話だと、照利さんは足を負傷しており、近江屋さんが手当をしていたそうです(近江屋さん自身も肩を負傷していたようです)。 その後、彼らは別れ別れで避難し(岩陰も安全とは言い難い所でしたし、他のも登山者が、入れ替わり立ち替わり避難してきていて、その場に留まれなかったのもあるようです)、近江屋さんと照利さんは命を落としたようです。 照利さんのニュースが流れたとき、ジャケットを提供したと証言する方がいなかったので、もしかしたらと思いましたが、やはりお亡くなりになっていたのですね・・・。 改めてお悔やみを申し上げたいと思います。 それではまた。
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