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カテゴリ:火山災害
すみません、昨日ニュースをほとんど見ていなかったので、今日昼休みにインターネットのニュースを見るまで気がついていなかったのですが、昨日1月13日午前中に、阿蘇山が小規模噴火を起こしていたようです(汗)。 それを知らなかったため、今日朝コメント欄に、「阿蘇山は噴火こそしていませんが、毎日噴煙が上がっています」とか、「小規模噴火が起きるかも」と書き込んでいました。まぁ、小規模噴火の方は、当たったと言えるかも知れませんが、何とも間が抜けた話で赤面ものです(多汗)。 さて昨日の阿蘇山噴火ですが、噴煙が1300メートル上がる規模だったようです。噴火規模としてはそれほど大きくありませんが、昨年からの噴火活動が今も継続していることを見せつけるもので、予断を許さない状態です。 さて、大規模な噴火を心配されている方もいらっしゃるかと思いますが、それについては今のところ起きる気配は観測されていません。 今のところ昨日の噴火で、1月5日位から確認されていた傾斜計の伸びは、縮小傾向にあります。これは噴火によってマグマが放出されて内圧が低下して、膨張が収まったのだと思います。 しかしこれで大人しくなってくれるかというと、それは難しそうです。 今はマグマ量も減りましたが、すぐの消費分がチャージされて、小規模噴火を繰り返すパターンになる可能性が高いのではないかと思います。 平成23年に噴火した霧島・新燃岳の噴火と同じような感じです(新燃岳は、約10日にわたって小噴火が起きたあと、噴火自体は終わりましたが、その後も火山性地震や火山性微動などが現在も続いています。なお平成25年10月22日に噴火警戒レベルはレベル3(入山規制)からレベル2(火口周辺規制)に下げられています)。 完全な長期戦の展開ですが、これまでの阿蘇山の噴火スタイルとしては珍しくありません。 今後も昨日レベルの小噴火が続き、噴煙が上がり続ける状態になりそうですね・・・。 現地の皆様は、火山灰や噴煙対策に十分気をつけてください。 それと今日は、福島県の吾妻山でも気になる話があります。 本日午前0時から11までの間に、火山性地震が79回も観測されています(その内10時から11時までの間は、なんと53回も起きています)。 このペースでは、本日中に火山性地震は100回を超えそうな感じです。火山性微動や噴気は確認されていませんが、震源地はいずれも大穴火口直下付近であることから、噴火が近いのではないかと気象庁は警戒を強めています。 吾妻山の方も、阿蘇山同様大きな噴火になる可能性は低そうですが、現地の皆様はくれぐれもご注意ください。 また何かありましたら、ブログに書いていきたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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