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カテゴリ:雑談
昨日は大きくニュースになったので、ご存知の方も多いかと思いますが、東京で停電がありました。 原因は送電施設の火災が原因とのことで、35万世帯が影響を受けたようです。 私はといいますと、見事に職場で遭遇しました(苦笑)。住んでいる家の方は影響がなかったので、もし休日で家にいたらウチのPCの前で「何のこと?」と首をかしげていたかもしれません。つくづく運が良い(え?)。 昨日の状況ですが、職場では、昼頃から照明の具合が悪くてついたり消えたりが始まりました(ただしこれは火災の件とは無関係かもしれません)。 それで皆で「なんか照明が変でね。建物が古いからかな?」と言っていました。そして15時30分頃かな、照明のダンスが始まりました。隣のフロアが順次消え始め、それが波のようにこちらのフロアに向かってつき始めたのです。そしてこちらが消え始めたとき、最初に消えていた隣の照明がつきつき始め、「なんじゃこりゃ?」と周囲と顔を見合わせていました。 そのダンスは2回ぐらい続きました。 少し身の危険を感じた私は、開いていた重要なファイルは保存終了して、インターネットでネットサーフィン・・・、もとい、ニュースサイトを見てみました。何かこのビルだけでなく、東京都心部で障害が出ているかもと思ったのです。 ただしこの時点では何のニュースも出ておらず、無駄足に終わりました。 「やっぱりこのビルの電源がおかしいのかな?」と思っていると(2度のダンス中、建物の管理センターから、「当ビルで原因不明の停電が発生しています。原因を調査中です」というアナウンスも流れていました)、フロアにあるパソコンが一斉に落ち、照明が全部落ちました。 周囲は騒然、大騒ぎになりました。大半に人は「なんじゃこりゃ」と笑い半分でしたが、照明切れにもめげず、まじめに仕事をしていたらしい一部の方々からは、阿鼻叫喚の叫びが上がりました。恐らくファイルを保存せずに作業していたんでしょうね。停電で今までやっていた作業が全部ふっとんじてまったのです。・・・なむなむ。 10分後ぐらいに一回電気が戻ったのですがすぐに切れ、それから30分以上何も出来ない状況が続きました。スマホでニュースサイトを見てみると、ここでようやく「東京35万世帯で停電」という第一報が載っておりまして、自分たちが置かれた状況がようやく理解できました。 まぁ、ウチの職場に関して言えば、約1時間程度業務が何も出来ないぐらいで、大きな業務支障もなく終わりましたが、細かいところでは心配な点が多々ありました。 私の勤め先の建物は、いわゆるオール電化なのですが、非常灯以外の全部の機能が停止したため、冷暖房はすべて停止しました。エレベーターに取り残される人も出たようですし、セキュリティーの関係で各フロアは電子ロックがかけられますが、それが機能しないためドアが開かない、電話も通じなくなりました。 またトイレも全自動ですが手洗い場の水が出ない(トイレの方はなぜか大丈夫だったようで、用をたして水を流すことは出来たようです)、給湯室では湯沸かし(IHのため)も出来ないなどの不都合もおきました。 今回は最大1時間程度の停電だったため、大きな影響なく終わりましたが、これが地震などで全電力を喪失した状況となったらと考えると、不安要素が多々ありますね。 建物自体は、耐震設計がしっかりしているので、特に不安は感じないのですが、建物は無事でも、電気が失われてしまったら、長期間の避難生活は難しいかななどと感じました。 なんだかんだ言って、電気に依存しているんだなと言うことをまざまざと感じました。 いやはや、ただの停電でこの始末ですから、南海トラフや東京直下型地震が襲った場合、どうなることやらですね・・・。 それではまた。
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