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カテゴリ:地震災害
速報を書き込んだ後、普通に仕事に行ってきた鳥です。電車はダイヤ乱れで普段より混雑していました(汗)。 東京は震源地ではないのに・・・、やっぱり地震に弱いですね。 それでは、今日の地震を振り返ってみたいと思います(今日使っている資料は、気象庁が発表した「「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」について(第79報) -平成28年11月22日05時59分頃の福島県沖の地震-」と、ネットニュースの写真(新聞社名など分かるようにしています)などを使用しています)。 11月22日5時59分、福島県沖深さ25kmのところでマグニチュード7.4(朝の速報値はM7.3でしたが、変更になりました)、最大震度は福島県白河市、須賀川市などで震度5弱、東京や北陸方面までの広い範囲で揺れを観測しました。 地震を起こした断層は、いつも福島県沖で起きる地震の巣の中の一つです。 1 浅いところで起きた正断層地震だったこともあってか、津波が発生しました。 気象庁は最大3m位の津波が到着する恐れがあるとして、福島県沖には津波警報、青森県太平洋側沿岸から千葉県九十九里浜のエリアで津波注意報を発令しました。 津波は私が朝、速報を書いた時は、丁度相馬市に90cmの第一派が到達した頃で、同時刻頃に津波注意報のエリアが千葉県内房と伊豆諸島が追加されました。 その後も津波の到達が続き、津波が川を遡上する光景も目撃されています。 今回の津波でもっとも大きなものは8時3分に仙台港に襲来した1.4mのものです。そして8時9分(奇しくも、気象庁が報道陣に発表をおこなっている最中)に、宮城県が新たに津波警報にランクアップされるなど、対応に大わらわだったようです。 津波に関する警報と注意報は午後には解除されましたが、東北や関東では、交通の混乱が一日続きました。 幸運にも堤防を越えて市街を襲うような津波は無く、けが人が複数人出たものの、亡くなった方や壊れた家屋などは出ずに済みました。 今回の地震ですが、2011年の東日本大震災(M9.0)の余震であると思われます。あれだけ大きな地震の余震となると10年、20年ぐらいは余震が続くという見通しが前々からありましたが、未だにその勢いは衰えませんね。 また今日の地震は、浅いところで発生していることから、余震(東日本大震災から見ると、余震の余震が続くという奇妙な言い方になってしまいますが)が、今後も発生する可能性があります。その際津波が起きることもありえますから、現地に方々は十分ご注意ください。 なお今回の地震が、東京直下型地震を誘発させる恐れはありません。 仮に地震が起きたとしても、福島県沖の地震とは何の関わりもない、独立した地震でしょう。 ・・・などといつものように追記しなくてはならなくなったのは、日刊紙などでそれを匂わせる記事が早くも出始めているからです。 おまいら、こういう煽り記事だけは仕事早いな(怒)。 ともかく、明日は平穏な一日になってほしいですねぇ。 それではまた。
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