|
カテゴリ:雑談
前に「キューバ危機」のところで簡単に触れた事がありますが、キューバの前議長フィデル・カストロ氏が亡くなりました。享年90歳でした。 彼の死でキューバ危機の関係者はすべて亡くなったことになります。 こうして過去は歴史になっていくんですね。 カストロ氏の特徴は、彼は革命家でしたが独裁者ではなかったことです。 彼はとても自己抑制能力が高かったので、そのため革命後によくありがちな、権力を巡っての暗闘や、革命政府内部での粛正はなく、また自己神聖化や権力闘争と言った負の要素と無縁な人物でした。 この点が中国の毛沢東やカンボジアのポル・ポトと一線を画していたところです(カストロと似たタイプの政治家は、スペインのフランコ総統がいます。フランコも自己神聖化とは無縁で、人の話をよく聞く独裁者と言われました)。 そういうこともあって、キューバ国民はもとより、(アメリカをのぞく)各国の人たちからも敬意を払われた方でした。 日本人にはさほどピンとこない方も多いかもしれませんが、カストロ氏は大の親日家でした。 昭和天皇が崩御された時は喪に服したり、外国人国家元首として広島の原爆慰霊碑に献花と黙祷をして「人類の一人としてこの場所を訪れて慰霊する責務がある」とのコメントを残しています。 これからキューバはどうなっていきますかねぇ。アメリカも先の読めないトランプ大統領が誕生するわけですし、手探りな世界情勢が続きそうですねぇ。 それではまた。 PS ここ数日、エアコンで致命的なミスをしていました。 なぜか冷房にっていまして(先週暖房をつけた時は大丈夫だったので、たぶん誤って触ったりして、運転切り替えが切り替わった手のはここ数日のことだと思います)、ずっと寒い思いしていました(汗)。 当然ながら、室温を20度にしていたとしても、暖房なら暖まりますが、冷房の場合はいくらまっても暖かくはならないんですよね(汗)
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|