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2017.04.16
カテゴリ：動物系
 ↑在りし日のヨネスケです。 今月になってから、ヨネスケに遭遇することは無くなっていました。 たぶん、ヤツの活動時間と私の通りがかる時間がずれたからでしょうね。何せ、私は今月から職無しで夕方・夜に外に出歩くことがほとんどなくなりましたし。 そんなこともあってか、今月は2日か3日あたりに、夜にゃんこたちに餌を持ってくるおばさんを待っていると思われるヨネスケらしき物体を、一度見たことがあるだけでした。 そして今日の先刻、買い忘れたものがあったので、ヨネスケ通りを通って近所のスーパーにいってきました。 「やっぱり、暗くならないと、ヨネスケはいないなぁ」と思いながら歩いていると、ひなたぼっこしながら爆睡中のヨネスケを見つけました。 ・・・近くにビールの空き缶もありました。はっ、ヤツは酔っぱらって寝ているのか？  「そんなわけないにゃ！ ザルの鳥といっしょにするにぁい！」 私が近づいてみると、ふとヤツは顔を上げて私を見ました。少し驚いた顔をしています。日の出ている時間にヨネスケと遭遇したことはなかったので、それで「あれっ、なんで鳥がこの時間にいるの？」と思ったのかもしれません。 ヨネスケは「にゃあ」と一声鳴くと、二日酔いを感じさせないしっかりした足取りで、私の側にやって、すりすりし始めました。 「だから、酒飲んでないにゃ！」 ヤツは再び「にゃあ」と鳴きました。 ヨネスケの声を聞くのはけっこう久々です。いつもヤツは気が付いたら私の前や横を併走して、時折体当たりをかましてきたり、私の先頭に立って我が家の前まで無言でやってきて、室内も無言で物色して匂い付けをして、とっとと帰っていくという感じなのです。 ヨネスケは私の周りを一周して座り、私がなでてやると、目を細めてしっぽを振り振りしています。しばらくなでてやって、買ったばかりのブツの一部をやると、ガツガツ食べ始めました。 見た感じ、前より少し痩せた感じはありましたが(私も日のある時間にヤツを見るのが初めてなので、もしかしたら勘違いしているのかもしれません。やっぱり明るさでにゃんこの目の色も普段見慣れた色と違う様感じるので、私の意識も勝手が違いました)、それでも相変わらずの大きさで元気そうでした。 とりあえず食べ終わると満足した様で、「鳥、ご苦労だったにゃ！ 今日はもう行っていいぞ」と言う顔で終了でした(苦笑)。  「鳥類の出すご飯は、いつもしょぼいにゃあ」 恐らく、そのころ人通りが多かったので、同じように餌をくれそうな人間を物色していたのかもしれません。別れて帰ってきました。 まったく、腹黒いヤツです。ヨネスケではなく、ラクタロウの方が、ヤツにふさわしかったのではと思う今日この頃です。 それではまた。
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