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カテゴリ:火山災害
今週もまだまだ仕事が忙しい感じです。なんか、4月にならないと楽にならない感じかなぁ(汗)。まぁ、年度末の追い込み中なので仕方ないかな・・・。 とりあえず、先週のような午前様はないと思うので、倒れないようよう気を付けたいと思います。 そんな感じで、あまりブログを書く時間がありません。 煽り記事も何件か見かけていますが、ぶった切ってやる時間がありません。ふん、運のいい奴らめ(おいおい)。 「霧島山噴火で巨大地震・・・」なんて書いているあほ記事を見かけましたが、霧島山は新燃岳載せよ、御鉢にせよ、もともと噴火頻度の高い山です。 それに強引に結び付ければ、南海トラフ地震でも他の直下型手地震でも、いくらでも紐づけられることが出来てしまうのです。つまり、なんでも当たっているように見えてしまうということです。手口は霊感商法と同じです。そこに科学的な根拠はありません。 そんなことをどや顔で言っているやつを見かけると、くちばしで頭に風穴を開けてやりたくなります。風通しが良くなれば、少しは中の鈍った脳みそもまともになるでしょう。 まぁ、私は平和的な性格の鳥なので、そんなことはしませんが(にたり)。 とまぁ、それはさておきまして、ふと動画サイトなどで、新燃岳の映像とかアップされていないかなと思いまして、探してみました。 それで今回見つけたのが、3月10日早朝に新燃岳が爆発的な噴火を起こした際の画像です。 撮影場所について書かれていないので何とも言えませんが、噴煙の流れていく向き、手前にある街の明かり、温泉の水蒸気とおぼしき煙から、霧島温泉郷の方からの撮影かな? 映像を見た第一印象は、「美しいな」でした。夜空も美しいし(動画開始から3秒目ぐらいに、流れ星も見えます)、暗闇に浮かび上がる火柱は、神々しさすら感じました。 とまぁ、画像に見とれていないで、解説もどきをしたいと思います。 画像が始まった際に赤く見えるのは、火映現象でしょう。高温で勢いよく噴出されたガスが、噴気や噴煙に反射して、炎のように見える現象です。 噴火が始まったのは23秒目位、それが爆発的な噴火に大きく拡大したのが、34秒目ぐらいです(兆候は29秒目ぐらいに感じます)。 40秒目ぐらいから、山が真っ赤に染まっていきますが、あれは溶岩があふれ出したのではなく、火山弾が絨毯爆撃するように山腹に降り注いだ結果です。 もしあの中にいたら、焼け死ぬのが早いか、火山弾で頭や内臓を破壊されて死ぬのが早いか。嫌な二択となるでしょうね。 48秒目ぐらいから大きくなっていく噴煙は、爆発的噴火によって破壊された岩盤が主のようです(もちろん、有毒な火山性ガスも大量に含まれていると思いますが、夜ということもあり、ちょっと見分けがつきません)。火口が拡大している様子が伺えます。 1分6秒ぐらいで爆発音が聞こえてきました。 爆発的な噴火が始まったのは、34秒ぐらいですから、撮影場所は、新燃岳火口から10~11km離れたところと推定できます(温度や湿度などによって変化しますが、音の進むスピードは1秒約340mです)。 また1分57秒目ぐらいでは、噴煙の中でパッと光りますが、これは雷です。噴煙の細かい粒子同士が摩擦でこすれあい、結果雷が生じます。火山噴火時に落雷はつきものなのです。 この日の噴煙の高さは4500mと言われています。画像でも、もくもくと噴煙が高く上がっていく様が見て取れます。 これをみて怖いと感じる方の方が多いのかもしれませんが、火山馬鹿の私は、ああ、近くで見てみたいなぁという気持ちを強く持ってしまいました。 え? だったら今すぐ行ってこいって? ふ、行きたいのはやまやまだけど、お金ないんですよ。職に就いたばかりだし(涙)。 仕事と住む場所とお金と、次いでにかみさん付きなら(だんだん要求が大きくなる鳥)、霧島でも阿蘇山でも、近くに住みたいと思うんですけどね・・・。 そんなわけで、鳥類を婿養子に欲しいという阿蘇や霧島の方がおりましたら、ぜひともお声がけくださいませ(そんなオチでいいのか鳥類)。 それではまた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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