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カテゴリ:地震災害
現地の皆様にお見舞い申し上げます。 本日、4月9日午前1時32分ごろ、島根県西部でM6.1の地震が発生しました。 最大深度は5強で、幸いにも亡くなった方は出ませんでしたが、骨折などのけがをされた方が数人、建物や水道管の破損による断水などの被害が出ているようです。 震源の深さは10km程度ととても浅い位置で起きており、それが強い縦揺れにつながったと思われます。 今回の地震を引き起こした活断層は、2年前2016年10月21日に起きた鳥取中部地震(M6.6。最大深度は6弱。震源の深さは11km)を起こした活断層と、大山を挟んで反対側にあります。 鳥取・島根付近は、南北に走る活断層の巣となっており、元々地震の多い地域です。 今回の地震が南海トラフの地震の切っ掛けになったり、大山の噴火活動(過去1万年以上噴火したことはなく、活動を停止している山ですが、一応成層火山です)を誘発することはまずないでしょう。 ただし、今後1週間から10日前後は、強い余震が発生する可能性があります(事実、今日は4回の震度4レベルの地震が発生しているようです)。 本震の強い地震では倒壊しなくても、その後の余震で倒壊という場合もありますから、もしご自宅に問題があるとお考えの方は、避難所などを確認されて夜の間だけでも安全な場所で過ごすというのも手かと思います。 いざという時も慌てずに、自治体の情報にご注意ください。 それではまた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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