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カテゴリ:火山災害
いまだ「霧島山ロス」の私です。例えばこの時間、日曜日は〇〇をしていたなぁとか、そんな感じの事をついつい考えてしまいます。 今日もまだ、「霧島に帰りたい」という気持ちのウエイトが高い感じです。 住む所や仕事かそういうことを考えると、移住は無謀なんですよね・・・。 さて昨日14時44分に、霧島山・新燃岳が噴火しました(噴火は16時10分ごろまで継続したようです)。噴煙が500m上がる規模で、宮崎県都城市などで降灰が確認されたようです。 今のところ、火砕流や気象庁の設定した規制範囲(火口から3km以内の立ち入り禁止)外に、噴石などの被害はないようです。 まぁ、噴火の規模自体はあまり大きくありません。5月5日のブログでちらっと書きましたが、今の新燃岳は火口付近の岩盤が脆くなっており、マグマが上昇し始めると、抑えきれずに噴火に至ってしまう傾向があるようです。 今のところマグマの大きな上昇は起きていないようなので、噴火は1時間半余りで終了しましたが、蓄積されたマグマのチャージ量は多いので、今後もちょこちょこ噴火が起きそうです。 ・・・それにしても、運がいいのか悪いのか。 私が鹿児島を飛行機で発ったのは11時ごろです。もし噴火が4時間ぐらい早かったら、飛行機の運行に遅れなども出て、少し変えるのが遅くなっていたかもしれません。 また、もし1日早く噴火していたら、ちょうど御鉢から高千穂河原のビジターセンターにたどり着いたかどうかというタイミングで、噴煙を頭上に見たかもしれません。 スケジュール通りに行動できたという意味では、運が良いものでしたが、噴火の様子を自分の目で観察したかったという想いもあります。まぁ、私ごときが観測したところで、火山学の発展には寄与しないので、ひれは傲慢な意見ですね(反省)。 霧島の火山活動は、小さい噴火がぽつぽつ継続する状態が続くと思われます。現地の皆様には心よりのお見舞いを申し上げます。 それではまた。
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