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カテゴリ:地震災害
今回の地震で亡くなった方のご冥福と、被災された方へのお見舞いを申し上げたいと思います。 6月18日8時7分ごろ、大阪府北部を震源地とするM6.1(暫定値)、震度6弱の地震が発生ししました。 ちょうど朝、仕事行く前に、ブログにコメントを返信して、ニュースを見ずにパソコンを閉じていたので、職場に行ったらテレビがついていて「大阪で地震」というニュースを見てびっくりしました。 震源の深さは13kmで、とても浅い位置の地震です。活断層の運動により発生した内陸直下型地震です(動いた断層は、気象庁の本日16時の第2報を読む限り、まだ特定できていないようです)。 地震の規模自体は、阪神淡路大震災(1995年)や熊本地震(2016年)のM7.3に対して、M6.1(暫定値なので、後日変わる可能性があります)なので、1/64位のエネルギーでしたが、都市部の真下で発生したこともあり、大きな被害が出ました。 たとえるなら、自分の家の真下で爆弾が爆発するようなものですからね。耐震構造をきちんとして建物でも、土台を壊されてしまうと、その能力を発揮しきれないところがあります。 また亡くなった小学生の女の子の死因は、倒壊したブロック塀だったようです。聞けばこのブロック塀、最初にできていたものに継ぎ足しした部分だったようです。ブロック塀自体は地震にあまり強くないのですが、こういう継ぎ足し部分は、倒壊するケースが非常に多いので、地震時は、ブロック塀付近は絶対に近づかない方がいい場所であることを、改めて思い知りました。 さて現地の様子ですが、震源に近い高槻市などを中心にして、水道管の破裂などで断水が発生し、ガスや電気の停止している地域もあるようです。 通信に関しては、昼頃見たニュースでは、NTTドコモなどで通信制限が行われていたようですが、現在は回復しているようです。 道路や鉄道は、不点検・修復作業のため不通の地域も多いようです。 ただしJR西などの一部路線では、運転再開になった路線もあるようで、明日には多くの路線が復活できる見込みのようです。 今後の状況ですが、余震は1週間から10日程度は続くと思われます。また今回の地震が本震であった場合、今回以上の規模の余震が起きる心配はありません。その点はご安心ください(東日本大震災、熊本地震は、大きな余震の跡に本震が来るパターンでしたので、怖がりすぎず、安心しすぎずが必要ですね)。 心配なのは、明日から大雨の予報が出ている点です。 雨により地盤が緩んだ部分で、土砂崩れなどが発生する可能性があることです。倒壊しそうな建物や、山や谷間に位置するところに家がある方は、避難所への移動をお勧めいたします。 続報がありましたら、またブログで書いていきたいと思います。 現地の皆様の生活が、一刻も早く復旧することをお祈りいたします。
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