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カテゴリ:地震災害
今回の地震でお亡くなりになった方々のご冥福をお祈り申し上げます。また、地震でご苦労をされている皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
本日9月6日3時7分、北海道胆振地方東部で、マグニチュード6.7の地震が起きました。 震源の深さは37km、最大震度は厚真町の7でした(ちなみに北海道で震度7以上の地震が観測されたのは、観測史上初めてです)。 地震のエネルギーは、6月の大阪地震の8倍弱、2016年の熊本地震の1/8という感じで、地震の規模はさほど大きくありませんでしたが、土砂崩れが発生したこともあり、大きな被害が起きてしまいました。 ↑毎日新聞の報道より また北海道の火力発電所全部が停止したため、信号なども停止し、混乱に拍車がかかっているようです(報道によると、電力の復旧には1週間程度かかる見込みのようです)。 ↑気象庁の報道資料より 今回の地震を引き起こした活断層は、石狩低地東縁断層帯の東側の地域です。確認されていない断層帯の運動によるものではないかと思われます。 ↑同じく気象庁の資料より 本日16時までの地震集計をみると、震度4以上の地震が起きていないことから、大きな断層帯の地震ではないのかもしれません。 もちろん、そうでない可能性もありますから、当面今回の地震と同程度の余震の発生は警戒した方が良さそうです。 なお、こういう地震が起きるたびに、「南海トラフの前兆」とか、「○○山の噴火が・・・」と言う噂が出ますが、科学的な根拠のないデマです。 気にするだけ無駄ですので、落ち着いてた行動を心がけたいですね。 それではまた。
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