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カテゴリ:動物系
↑在りし日のヨネスケです。 この1か月ばかり、ヨネスケの姿を見ていませんでした。まぁ、狡猾で腹黒な奴の事ですから、どこかで元気でやっていると思っていましたが、昨日、遭遇しました。 場所はいつものようにヨネスケ通りで、やつは座って通行人を眺めていました。 「クワッ! クワッ!(お、ヨネスケ!)」 と私が声をかけると、奴は知らん顔したままプイッと立ち上がりました。そして私と反対の方向にすたすたと歩き始めました。 うーん、しばらく会わないうちに私を忘れたのか、それとも嫌われたのか? と思って眺めていると、ヨネスケはちらっとこっちを見ました。 その目がなとなく「ついてこい」と言っているように思えたので、ちょっと後をついて歩いてみました。 奴は時折、私が付いてきていることを確認するように、ちらちら振りかえりながら、歩いていきます。 ヨネスケは駐車場を超え、アパートのわきを歩いていきます。そして一軒の家の庭に入っていきました。 見たところ、そこがヨネスケの家というわけではなさそうで、どうやらやつの通り道になっているようです。 そして、私はそこで止まりました。猫のやつはなんでもなく通り抜けられますけどね、私は通れません(汗)。 私が立ち止まると、ヨネスケは不思議そうに私を見ています。 どうも頭の悪い奴には、私が家の庭に入ってこられない理由がわからないようです。 「クワッ! クワッ!! (ヨネスケ、私はこれ以上入れないよ)」 というと、奴は理解したのか、一度私のそばに寄ってきてすりすりして、ゴロンと横になってお腹を見せると、去っていきました。 もしヨネスケについて、そのまま進んでいたらどうなっていたでしょうね。奴に家に招待されたのでしょうか? それとも噂の猫の集会に招かれたのかもしれません。 ・・・まぁ、猫の集会になんぞ出たら、そのまま鳥鍋にされていたかもしれませんから、いい命拾いだったのかもしれません。 ちょっと残念なような、ほっとしたような複雑な心境です。 それではまた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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