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カテゴリ:自転車・サイクリング
TB1の残念な点です。といっても、私が感じているのは1点だけで、他はネットなどの意見が中心です。 ・自転車が重すぎる 他のクロスバイクの重さはだいたい10~13kg位、ロードバイクは軽いもので8kg台で、重たくても11kg位というものが多いのに対して、TB1の重量は15.2kgあります。 これに前かごやフロントキャリア、リヤキャリヤを付けた場合、18kgを軽く超えてしまいまい、ほとんどシティーサイクル(ママチャリ)と同じ重さになります(ママチャリの重さは、18~20kg位になります)。 フレームとか、すごくごっつくて頑丈なつくりしてますからねぇ。そりゃ重たくなるでしょうね。 これだけ重量があると、他のクロスバイクほどの軽快な操作性はないようです。 まぁ、ほかのクロスバイクに乗ったことのない私からすると、十分な軽快性になります。 ・タイヤが太すぎる 前回触れましたが、TB1のタイヤはシティーサイクルと互換性がある「27×1-3/8」です。 表記の意味は、27インチ(1インチは約25.4ミリなので、27インチは685.8センチぐらいになります)の大きさで、1インチと3/8インチの太さのタイヤ(約35ミリ)という意味になります。 主婦の方からおじさんまで、多くの人が乗っているママチャリのタイヤは、だいたい26インチぐらいが標準ですから、TB1は若干大きいタイヤです。 しかし他のクロスバイクは、「700×23~28C」ぐらいが主流です(表記の意味ですが、タイヤの大きさが700ミリ、後ろの23とか30は、タイヤの幅(ミリ)です)。 話がずれますが、なんでタイヤがややこしいのかというと、シティーサイクルは英式(なのでインチが使われています)、ロードサイクルとその派生型であるクロスバイクは仏式なので、タイヤ規格に違いがあるからです(ちなみに空気入れの構造も異なります。多くのクロスバイクやロードバイクは、ママチャリの空気入れは使えません)。 と、話を元に戻します。 英式、仏式の違いはありますが、タイヤの大きさは他のクロスバイクとほぼ同じTB1ですが、問題は太さです。 タイヤの幅は、狭くて細いほど速度が出て、自転車は軽快に高速で走ります。 TB1の約35ミリの幅は、ロードバイクやクロスバイクでは滅多にない太さで(無いわけではありません。悪路や砂利道などに強い「グラベルロード」という種類のロードバイクや、「ファットバイク」というタイプのクロスバイクなどは、30ミリ以上のタイヤを使用しています)、軽快な走りを妨げる感じになるのです。 タイヤの幅が23ミリとか、25ミリのロードバイクやクロスバイクに乗り慣れている人からすると、TB1は加速力が劣るうえに、スピードも出ない、軽快さに欠けるもっさりした操縦性に感じるようです。 まぁ、確かに私も運転していての感想ですが、ロードバイクにはすいすい抜かれます。向こうがのんびり走っている時は別ですが、勝負はきついです(別にスピード勝負はしてませんけどね・笑)。 そんなこともあってか、商品レビューなどに、「クロスバイクタイプのママチャリ」と書かれているのを見たこともあります。 このように、クロスバイク乗りからは不評なタイヤの太さですが、利点もあります。 タイヤが太いと、衝撃などへの耐久性が強く(例えば、石や段差にぶつかった場合、細いタイヤだと、乗っている人にもろに衝撃が来て、バランスを崩したりケガをすることもあります。道路わきの排水溝の溝などにはまって、転倒ということもあるようです。しかし太いタイヤだと、それらを楽々乗り越えて走行できます)、走行姿勢も安定します。 TB1のコンセプトが、通勤、通学用であり、長期間使用することを前提にされていることを考えると、スピードの出る細いタイヤは二次的な要求になりますから、太いタイヤにしたのは意図的な選択だったんだろうと思います。 ちなみにTB1のスピードや加速力ですが、ママチャリとは比較になりませんし、私は慣れるまでスピードが怖かったです。乗り慣れれば、ほかのクロスバイクにはめったに負けません(高速走行しているロードバイクには勝てません、どんどん引き離されます)。 そういう意味では、シティーサイクルからクロスバイクへの乗り換えを考えている人にとっては、結構いい自転車と言えると思います。 まぁ、どうしてもスピードが出る通勤・通学用の自転車がほしい方は、同じブリヂストン製で勧めるとすれば、CYLVA(シルバ)ブランドを選択するといいかもしれません。 ・ギアが少なすぎる 多くのクロスバイクのギアは、3×7(21変速)、3×8(24変速)という形態が多いです(最初の数字は前のギア、後ろの数字は後輪についているギアの変速数です)。対するTB1は7変速なので、細かい操作性は他のクロスバイクに劣るということになります。 私の感想としては、他のクロスバイクに乗ったことがないので、21変速や24変速の凄さはわかりません。そのせいかもしれませんが、TB1の7変速で不満は感じていません。実際街乗りしていて、7変速すべてを使用する機会もありません。 私の場合、普段は真ん中の「4」か、若干軽い「3」で走行し、清砂大橋を登るときだけ、軽い「2」か、「1」のギアにしています。「5」以上のギアで走ったことありますが、足に負荷はかかって大変ですが、速度は出て気持ちいいです。しかし都会だと、車も通行人も多いので、危なくて走れないんですよね・・・。 ・ブレーキのシューが弱い これは私も実感というか、経験した点です。 前にブログで、自転車のシューを交換した話を書いた事があります(「自転車走行距離、1200km突破 https://plaza.rakuten.co.jp/allmilitary72/diary/201806240000/」)。 この時は、清砂大橋のせいと単純に思っていましたが、ほかのTB1乗りのブログなどを見ると、「シューがすぐに壊れて交換した」「いい自転車だけど、シューが使い物にならない」という不評をいくつか見かけました。 私の場合、清砂大橋+シューの脆弱性の合わせ技で、通勤開始から3か月ぐらいで破損、交換になってしまったようです。 ちなみに交換後、シューに問題はありません。 ただ清砂大橋の存在は大きいので(特に雨の日の下り走行は、滑ること滑ること・多汗)、今度の定期点検(購入から1年以内予定なので、今月中です)で、交換が必要と言われるかもしれません。 ブレーキ効かなかったら、まじめに生死にかかわりますから、この辺はちゃんと対応したいと思います。 TB1の不評な点はこんな感じです。 ところどころに反論というか、意見入れてしまったのでなんですが、結論としては、クロスバイクやロードバイクにすでに乗っている人からすると、TB1は物足りない。でもママチャリから乗り換えを考える人にとっては、十分な性能を堪能できるので、入門用クロスバイクとしていいかもという感じでしょうかね。 最後に、自転車通勤し始めて、よかった点と悪かった点です。 とても脚力が付きました。・・・でもスタミナはついているように見えません(涙)。 ご飯がとてもおいしく食べられるようになりました。・・・おかげでダイエットにはなっていません。現状維持です(涙)。 ウエストは3センチぐらい細くなりました。・・・でも太ももが太くなったので、ズボンのサイズが1ランクアップ(号泣)。 1年前にはいていたズボンを履くと、お腹は余裕あって両手を突っ込める位なのに、足はミチミチで張り裂けんばかりになります。多分足を思いっきり上げてボースなどとろうとしたら、その瞬間安物のズボンは空中分解することでしょう。 恐ろしいことになったものです。 そんな感じで、物事というのは、期待通りにはいかないですね。 それではまた。
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