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カテゴリ:地震災害
本日、1月26日14時16分ごろ、熊本県熊本地方で最大震度5弱の地震が起きました。 マグニチュードは4.4、震源の深さは10kmです。 震源地は今年1月3日に起きたマグニチュード5.1の地震震源地に近く、同じ断層に可能性があります。とすれば、余震ですかね。 マグニチュードが小さい割には(M4台の地震は、日本で年間約900回、つまり1日2回以上起きている計算になります)、震度が大きいのは、地盤がそれだけ地震の揺れに対し弱いんでしょうね。 2016年の熊本地震の時も感じましたが、九州の地質はそういう傾向があるように思われます。 気象庁は、今後も今回と同程度の地震が起きる可能性があると、警戒しているようです。現地の皆様は、余震が来ても、慌てずに落ち着いて行動してください。 この寒い時期の地震で、何が怖いかというと、ストーブが揺れで転倒し、火事になったりすることです。 火の取り扱いには十分ご注意ください。 また、避難などされる際は、寒い季節ですので、体調を崩さぬように、十分暖かい格好の準備も、忘れなうようしたいですね。 また本日は、岩手県沖でも地震がありました。 17時23分ごろ、岩手県沖でマグニチュード5.7、最大震度4の地震が起きました。 こちらの地震は、マグニチュードは熊本より大きく(熊本の地震エネルギーの約50倍) 、揺れた範囲も大きいですが、最大深度は小さめです。 まぁ、これは震源地が海で、町などの真上で起きなかったからというのが大きいでしょうね。 岩手沖の地震は、東日本大震災の余震ではないかと思われます。 あれだけ大きな地震の後ですから、まだ数問は、今回ぐらいの大きさの余震が続くと考えられています。 明日なども、やや大きめな地震が起きる可能性もありますが、あまり慌てないようにしたいですね。 一方で、自宅や周辺に、土砂崩れ等の可能性を見つけた際は、迅速に避難する。不確かな不安に慌てず、正しい知識で正しく怖がりたいですね。 どちらの地震も、地震予測商法や、煽り記事の新聞雑誌で、「危険な兆候」などと騒がれるかもしれませんが、どちらも大きめな地震の後の余震が継続している状態と見ていいと思います。 慌てず落ち着いて、日ごろから心構えを作っていきたいですね。 それではまた。
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