５W2H

夏休みに長男に読ませてみるか～と、やたらと何巻も出てて面白そうだったので、内容も知らずに買ってきたハードカバー。
長男が思いのほかはまって、４・５巻あたりは一日二日で読んでいたので

「どんな話？おもしろい？」と聞くと
「面白い。なんかねー、サーカスの話。」

おい。
ほんとに読んでるのかい。

疑ってかかってたら、終わるごとに
｢次、ある？」
と聞くので、あながち斜め読みでもなさそうだ。

基本的に本は苦手。(←自分）
ちゃんと読んだ本なんか数え切れるわ。
でも、自分が読んでもいない本を与えてていいのか。
全く知らない人を見合いで紹介するようなもんじゃん。
てことで、手をつけてみる。

職場の人が読んでたので感想を聞いてみたら、
｢気持ち悪い。ハッピーエンドじゃない。」

・・・まさにそのとおり。
「どうなるんだろう」
の一点でとめどなく読めてしまう、といったところかしら。

半分読んだところであんまり気持ち悪くなって、長男に聞いちゃおうか、もう読みたくない、でも一応、一応、って感じでめちゃくちゃ葛藤しながら先に進む。
後半はもう「自分で」どうなるか知りたくて一気に読み終わる。

もちろんハッピーエンドじゃなかった。

この先どうなるの～？
鼻息も荒く、２巻に突入。
長男と同様に、１巻は結構時間かかったんだけど(３日、４日？）２巻は長男が言うように「１日で読めるよ」って感じ。
もうとにかく読まずにいられない。
もちろんきもちわるいんだけど。
２巻を読み終えて、学校選定図書になってるのがなんとなく理解できる。
そして。。。
２巻後半はざぶざぶ泣きまくってました。

あとで長男に
「ねえねえ、２巻の後半泣いた？」と聞くと、
「ああ、○○のとこ？あぶなく泣きそうになった。」

・・・ちゃんと読んでんじゃん。（←そこかよ）

「おかあさんは泣いたの？」
「もう、泣かずには読めませんでした。」
「はは」

あそこで泣きそうになった君に、ほっとしました。
大人になったらもう一回読んでみてほしいな。
多分、泣き所が若干ずれると思う。
子持ちの視点では泣き所がたくさん。
ワーワー泣きたいのに、読み終えて食事を即作らなきゃならないこの辛さ・・くく・・・

実は１冊１６００円もするので、４巻まで買って（２巻はだんなの妹が買ってくれたそうだ）くじけ、図書館で予約を取って５，６巻は借りたのだが、結局家族みんなで読んじゃいそうだし、買っちゃおうかな～。。。

いやいや、１０巻プラス外伝だぜ、トータル考えろ～
置く場所考えろ～
ううーん、ううーん