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カテゴリ:家族
5年半ほど前、これが旦那さまのDIYの始まりだったと思います。 これは、トイレに入るための踏み台。 我が家はビジネスホテルみたいに、トイレに入るには段差があるんですね。 以前は何の問題もなったのですが、5年半前に病気(原因不明の歩行困難)になり、ひとりで歩くことが出来なかったことがあるんです。 少しでもトイレに入りやすいように踏み台を作ってくれたんです。 我が家のトイレの入り口。
自分で立ち上がることも歩くことも出来ない。こんなことは生まれて初めての出来事でした。 歩けなくなる2,3月前両足のふくらはぎが非常に浮腫み始め、疲れがなかなか取れない症状が出ていたと思います。 でも、浮腫みは女性なら誰もが経験すること。今まで2度ほど、病院で調べてもらったことがあるのですが異常なし。その時も単なる浮腫みと思っていたのです。 そして、歩行困難になる一ヶ月前、旦那さまの趣味でもあった自転車を私もしたい!!と思い、27キロを走ったのですが、それから筋肉痛がなかなか治らない、足も更に浮腫み、おかしいなあと思いながらも普段と同じように生活していました。 しかし、ついに歩いていて突然自分の体を支えきれなくて倒れてしまったのです!!自分で何が起こっているのか分からない程の突然の出来事でした。 足の強張り、針を刺すような痛み、手の筋力も低下し、軽いバッグも持てなくなりました。その他、異常な倦怠感や疲労感。意志はあるのに起き上がることも出来ない・・・。 そんな症状から、膠原病やリウマチが疑われました。でも結果は陰性。 その他、肺や心臓、腎臓など一通り、検査をして問題がないことが分かるとリハビリが始まりました。もちろん私一人では行けないので、旦那さまが週2回、午後半休をとり、一緒に通ってくれました。大変だったのが階段。マンションにはエレベーターがなく私をおんぶして3階を上り下りするのはものすごく大変だったと思います。
リハビリをしてから徐々に回復し、3ヵ月後には杖を付きながら一人で歩けるように。 初めて一人で階段を上り下り出来たときの感動ったら!! 他の方と全く変わらず、歩けるようになるまで、1年ほどかかったように思います。先生曰く、人間は一週間歩かずにいただけで、歩けるようになるには1ヶ月以上はかかるとのこと。普段何気なく歩いていますが、こうして知らず知らずに打ちに歩くための筋力は鍛えられているのだと初めて知りました。
足の方は1年でよくなったのですが、疲労感と倦怠感だけはすぐには回復せず、よくなったり、悪くなったりを繰り返しながら、今では日常生活に影響ないくらいまでに回復しました。 きっと、症状からして慢性疲労症候群だったと思います。これは、単なる慢性疲労とは全く違うもので、検査結果に全く異常が出ないため、単なる怠け者と思われ、非常に辛い思いをされている方がたくさんいらっしゃる病気なのです。 あの頃は、本当に学ぶことが多く、たくさんの気づきがあったのですが、人間とは愚かな者で当たり前になると、忘れてしまうのですね。 こちらは、旦那さまが早く歩けるようにと、購入してくれたエアロバイク。今では、すっかりインテリアになっていますが、踏み台と同様、一生の宝物です。 今日の日記は、随分長くなってしまいました。最近の私は、すっかり忘れてしまっており、自分への戒めのために書きました。 読んで下さってありがとうございました☆
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