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カテゴリ:ドラゴンズ
この本のタイトルに非常に興味を持ち、早速読んでみました。 ジャイアンツファンのテーリー伊藤氏が書いた本。 本の帯には 「落合こそ低迷日本を救う新時代リーダーだ!」 「落合が中国の監督になってからでは遅い!」 との衝撃の文字が・・・。
初めてテリー氏の本を読んだのですが、読み始めたら止まらない・・・。読者を引き付ける文章力にまず驚きました。 私が、ドラゴンズファンで多少なりとも落合監督という人間を知っているからなのか・・・。 一気に読み終えました。 その感想としては、 ジャイアンツファンであるテリー氏がよくもここまで冷静に落合博満という人間を観察し、冷静に分析していることに感服しました。 落合監督は、球界の異端児的存在。 寡黙で多くを語らない。強気な発言など、野球を知らない人でもそのイメージが強いのではないのでしょうか。 落合野球を知っている人なら、その奥に隠されてる真意などは感じ取ることが出来ると思うのですが、なんせぶっきらぼうで強気な発言する落合監督はマスコミの格好の餌食。当の本人は、そんなのお構いなし。わかってくれる人がわかってくれれば、それでいいというスタイルを貫く言わば「オレ流」。
そもそも、私がドラゴンズファンになったのは2006年の落合監督就任三年目。 なぜ、ファンになったのか自分でもよく分からないのですが、落合監督が目指す守り勝つ野球に魅了されたのは確か。
ここ数年、ドラゴンズは優勝争いに絡むチームになっているので、それが当たり前のように思っていたのですが、落合監督就任前は10年に一度リーグ優勝するかどうかのチームだったなんて信じられない・・・。 それが、落合監督就任6年でリーグ優勝2回、日本一 に一度導いているんですよね。それも大掛かりな補強もせずに。 この本を読んで、改めて落合野球の素晴らしさを再認識できました。
落合監督の発する言葉には意味があるんですね~。 私は、あえて強気な発言をして選手を奮起させているのかと思ったら、根拠があって発言しているとのことには驚きました。野球や選手の洞察力は素晴らしいものがあります。
今、ドラゴンズは三連敗。 巨人が独走体制入りつつあるが、どう対応していくのか? アライバコンバートの目的は? 新外国人選手を使い続ける意図は?
野球を観るのがますます楽しみになりました。
落合監督にまつわるいい話もたくさんあるので、また機会があれば書いていきたいと思います。
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最終更新日
May 31, 2010 05:13:45 PM
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