|
テーマ:プロ野球全般。(13404)
カテゴリ:ドラゴンズ
ドラゴンズの今シーズンを冷静に振り返ってみると よくこの戦力とチーム状況で優勝出来たなあと思うのが正直な所です。 まずは、落合監督自ら世界一のセカンドと称した荒木選手をショートへコンバート。 案の定、慣れないポジションでの守備はエラーも増え、その影響からか序盤はバッティングも低迷。 守り勝つ野球がチームカラーの筈が、エラーが続出、なかなか先発投手に勝ちが付かず、その上、チーム打率も低く、得点が出来ない状況が続き・・・ そんな中でも、7月に5試合連続完封勝ちしてから投手陣が安定し、夏場は、どのチームも投手に苦しむ中、セリーグでは唯一、先発ローテーションを守って戦ってきたのがドラゴンズ。 そういう意味では、投手力で勝ったきたチームと言えます。 シーズン序盤は、去年の勢いのまま巨人が独走体制に入り、とてもドラゴンズが付け入る隙なんてあり得ないと思っていましたが、いつの間にか、最大8ゲーム差を徐々に詰めていき、9月に入って驚異的な連勝で首位に!! ドラゴンズは試合消化が早く、試合数を多く残している阪神や巨人が有利なんて言われていましたが、ドラゴンズが勝つことで、逆にプレッシャーかける立場になり・・・ 特に阪神は、そのプレッシャーからか自分達の野球が出来なくなり、自ら優勝を逃した結果となってしまいました。 でも、その後いつもどおり阪神らしい試合が出来ていることを思えば、いかに精神状態が影響するかが伺えます。
落合監督は、この優勝は 「7年間の練習量の差」 と言っていましたが、確かにそれもあるかもしれませんが、 「監督の采配の差」 だと思えて仕方がありません。 原監督や、真弓監督は、目先の勝利考えた采配で、先発投手を引っ張るとこはなく、ピンチになると直ぐにピッチャーを変えた結果、中継ぎを酷使させてしまったのに対し、落合監督は、負けに繋がったとしても、我慢して使い続け、その結果が、夏場に来て先発投手陣の安定に繋がったと思います。 中継ぎにも無理をさせることはなく、勝ちパターンと負けパターンで区別されていたので、投手も集中して望むことが出来たのではないでしょうか。 これも、今に始まったわけではなく、就任当初から落合監督の野球哲学を貫いた7年間の賜物なんだと思います。
でも、これはレギュラーシーズンの戦い。 短期決戦は別物。 2004年、2006年はリ優勝をしたものの、日本シリーズで破れています。 2007年は、2位で終ーグわったもののCSで勝ち上がり日本一になっています。
いくらリーグ優勝しても、CSや日本シリーズで負けてしまうと、優勝の価値が半減してしまうもの。結果がすべての世界。
レギュラーシーズンもポストシーズンも戦い方は熟知している監督ですので、やってくれると思っています。
もし、日本一になったらこの本が売れるんだろうなあと密かに思っている私です。 そんなことより、まずはCSを勝ち上がらないと・・・^^;
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
October 5, 2010 02:57:12 PM
コメント(0) | コメントを書く
[ドラゴンズ] カテゴリの最新記事
|