今日は近所の方のお通夜に行って来ました。
83歳で亡くなったのですが、この方には色々な思いがあるんです。
亡くなった方の事をとやかく云うのは嫌ではあるけど、今日はここで書きスッキリした気持ちでご冥福を祈らせていただこうと思っています。
父の工場によくお茶を飲みに来ていて、私もよく行き会っていました。
独身時代も結婚してからも行き会っていましたが、忘れられない言葉があります。
私は結婚後6年経って妊娠をしました。
それも不妊治療をして。。。
行き会う人毎に「私は不妊治療中です」なんて言える人なんでいないですよね。
もちろん私もそう。
その方「子供はまだ出来ないのかい?早くしないといい歳になっちゃうよ。」って言ってきました。
この時の光景、今でもしっかり憶えています。
こんな言葉誰からも言われていたかもしれないけど、何故かこの方の言い方と云うか口調と云うか・・・ものすごく心傷つけられたんです。
その時の私の状況がよくなかったのかもしれない。
でも何とも云えない屈辱感を味あわせてくれた言葉でした。
娘が生まれてからは「二人目はまだなのかい?」ってもちろん言われました。
大きなお世話・・・です。
そして次は父が亡くなった時の言葉。
「あんな病院に行ったからダメだったんだよ。あの病院はみんな殺されちゃう。俺はすい臓ガンだったけど○○病院で治ったよ」って。
父の亡くなった病院は私の勤め先。
それはどうでもいいけど、父の病気とその方の病気違うでしょ。
父は肺小細胞ガン。
あなたはすい臓ガン。
同じガンと云う名前は付いても性質が悪かったり、進行性によっても違うでしょ?
治ったかどうかだってわからないでしょ?
って色々言ってやりたかった。
きっと心配してくれて言ってくれたんだと思うけど、言葉の一つ一つからそう云う気持ちが伝わって来なくて、反対に傷つけられ悔しい気持ちだけしか残りませんでした。
そんな色々な思いがありますが、お焼香をしてきました。
心から安らかにお眠りください・・・と祈らせていただきました。
合掌