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カテゴリ:うちの猫
ポンちゃんを心配して下さったみなさん ご報告が遅くなってしまいすみません。 ポンちゃんは 私と夫が見守る中、 5月28日午前12時15分、息を引き取りました。 4月半ばくらいから食欲不振気味ではあったのですが まさかその翌月に亡くなるなんて思いもしませんでした。 5月1日 この1週間後に寝たきりになるなんて誰が想像したでしょう。 この頃からごはんを受け付けなくなりました。 とにかく食べない。水はまだ自分で飲んでいました。 5月4日 週に1度の補液通院日。 体重2.3キロ。先週より減。 食べないのは 腎不全の進行のせいで吐き気があるせいかもしれない、と セレニアとコンベニアを注射。 翌日から自宅で毎日補液をすることに。 1日50~100ml。 5月8日 後ろ足がふらついているのがわかります。 注射の効果もなく、まったく食べようとしなくて だから力が入らないのだと、そう思っていたのです。 今にして思えば、これは麻痺が出ていたのでしょうね・・ 5月9日 ほぼ寝たきりの状態。 抱きあげるとずっしり重いのが不思議で 体重を量ると2.6キロに増えていました。 少しの強制給餌と補液だけなのに体重が増えるのはおかしい。 お腹がタプタプなのもおかしい。 補液が吸収されていない気がして、この日の補液を中止。 そして急に首が曲がってしまったのです。 5月10日 11日の予約診療日まで待てなくて、朝一で病院へ。 2時間待ってようやく診察。 先生がポンちゃんを見るなり 「あれ!?斜頸が出ちゃってますね」と驚く。 「脳梗塞が起こったか、脳腫瘍があるかどちらかだと思う。 腫瘍の有無はMRIがある病院に行かないとわからないから・・」 私は18歳のポンちゃんにそこまでするつもりはありませんでした。 炎症止めのステロイドを注射してもらいました。 レントゲンと超音波では腹水と胸水を確認。 やはり補液が吸収されていない様子。 低カリウム血症も起こしていて 補液は当分中止し、カリウム剤を飲ませることになりました。 5月11日 一番めまいがひどかった頃。 こんな眩暈も、猫は慣れるものだそうで ポンちゃんもだんだんと眩暈が起きているのか?感じさせなくなりました。 オムツを替えて、 お水を飲ませごはんを食べさせ、 体位を交換して。 また元気になるかもしれないから がんばろうポンちゃん。 先生も、 「脳梗塞ならまた立てるようになると思いますよ。 体が固まらないように軽くリハビリするといいですね」 と。 でも。 5月18日 補液をやめたのに、腹水も胸水も減っておらず。 左の肺はつぶれた状態。 胸水を抜いて、 見えてきた心臓は大きく肥大していました。 つまり。 脳梗塞もたまった水も 腎不全からではなく、 肥大型心筋症からきていたのでした。 急にこんなに悪くなっていたなんて・・ 先生も気付かなかったと・・。 カリウム剤に心臓の薬を追加。 5月22日 薬も嫌がりました。 強制給餌も嫌がりました。 もうやめよう、こんなこと。 でも、やめたらもっと苦しくなるかもしれない。 もしかしたら、回復するかもしれない。 やめたらそこで終わってしまう。 もうちょっとだけ、もうちょっとだけね。 そんな毎日でした。 5月25日 最後の通院になりました。 体重、2キロジャスト。 胸水も腹水もほとんどなくなっていました。 そのかわり、今度は極度の脱水状態。 腎臓の数値も100を超え、 心臓はさらに大きくなって。 もうポンちゃんの心臓も腎臓も限界だったのですね。 5月27日 最期は、もしかしたら血栓が肺に飛んだのかもしれません。 呼吸が苦しそうで苦しそうで。 夫と私と、 ただ名前を呼んで見ていることしかできませんでした。 ごめんね、ポンちゃん。 いっぱい頑張って疲れたね。 やっと、やっと楽になったよね。 庭のお花を摘んだよ。 昔、外を駆け回っていたものね。 さようなら。 ポンちゃん。 またいつの日か 再会する日まで。 チビとこむぎとチャコに会えたかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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