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カテゴリ:キャリアアップ
帆: はぁ。(・_・。)
須: あれ、どうしたんですか、課長?その地面につくくらいの肩の落としようは。 帆: いやね。今日はTOEICの試験だったんだけど、全然できなかったんだよ。 須: わざわざ休日に受験したんですか!相変わらず、がんばり屋さんですね。でも、TOEICってこの間会社で受けませんでしたっけ? 帆: ん?あぁ。いわゆる“社内英検”のことね。あれは企業に対するTOEICを基にした社員教育用の試験でしょ。社内におけるキャリアにはなるけど、社外に対するキャリアにはなんないじゃない。しかも、3ヶ月に1回くらいだし。最近では大抵の大企業はやってるみたいだね。うちは零細企業のくせに。試験する金があるなら、給料・・・ブツブツ。 須: そ、そうとうネガティブになってる。でも、TOEICを受けたってことは社外的なキャリアとするためだったんですか? 帆: まあそれもあるけど、日頃から英語の勉強してるんだから定期的な目標を立てとかないとやっぱり身につかないよ。 須: なるほど。帆日多課長がうちの会社を去る日もちか・・・ 帆: 何を聞いてたんだ。何を。 須: でも、よくよく考えるとTOEICってなんなんですか?他にもTOEFLとか色々種類があるような気がするんですけど。 帆: そりゃまた根本的な話しだなぁ。ま、せっかくの機会だから俺も整理してみるかな。 TOEICというのは、Test of English for International Communicationの略で、英語によるコミュニケーションを世界共通にしようというのが大きな狙いだね。総本山はアメリカの非営利団体Educational Testing Serviceで、日本でのテストの実施は財団法人が行ってるみたい。 須: ふむふむ。 帆: TOEICは10点から990点までで、関東圏ならほぼ1ヶ月に1回はやってるね。TOEICは英検1級、2級と違って取得資格じゃないことがポイントかな。英検は1度合格すれば資格取得となるけど、TOEICは点数が上がることがあれば、下がることもあるからね。だから企業なんかがキャリアの1指標にしてるんだと思うんだけど。 須: じゃあ、TOEICというのは主に世間でのキャリア指標として用いられるんですか? 帆: その通り。一方でさっき質問のあったTOEFLは留学のための指標だね。主にアメリカの大学に進学したい人に対する合格のための1指標だね。 須: なるほど。そういう違いがあったんですね。どっちが難しいとかあるんですか? 帆: TOEFLの方が難しいよ。TOEICはあくまで日常会話をベースに考えられているけど、TOEICでは大学で講義を受けることができる英語力が必要となるわけだから。 須: ああ、なるほど。そりゃそうですよね。日常会話より大学での講義の英語の方が難しいですもんね。でもTOEICってほとんど毎月受けれるとなると手軽でいいですね。 帆: そうだね。受験料も5,000円程度とそんなに高くないしね。ちなみにTOEFLはだいたい2ヶ月に1回で、受験料が15,000円程度だね。TOEFL公式サイト見たら受験料がドルで書いてあったからちょっと驚いたけど。 須: わはは。じゃあ、僕も今度TOEIC受けてみようかな。 帆: いい心がけじゃないか。ただし、試験のリスニングの出題で寝るなよ。 須: ・・・はっ!昨日の試験できてないのは、さてはリスニングの出題中に寝ましたねぇ。 帆: いや、そんなことは決して。こっ、こっちは休日返上してまで受けてるのに、そんなことするはずないじゃないか。 須: じー。 帆: ご、ごめんよ~。奥さん。 【関連サイト】 TOEIC:http://www.toeic.or.jp/ TOEFL:http://www.cieej.or.jp/ http://ymd.com/toefl/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.09.26 19:31:38
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